富山県青年農業者会議
2019.02.22
富山県農業者会議は、富山県農業の担い手として、農業技術や経営の改善などを実践している若者たちが一堂に会し、体得した成果等を相互に発表することを通じて、当面する問題の解決方策や発展方向を見出すとともに、農業を取りまく情勢への理解を深め、農業者としての自信と誇りを培うことを目的として開催されています。
今年は、2月8日に県内7組織の代表者がプロジェクト発表を行いました。
高岡農林振興センター管内には青年農業者組織が2組織あり、HITS(氷見射水高岡地区青年農業者協議会)所属の中川雅貴さんが「耕作放棄地でのヤギ放牧プロジェクト」、小矢部農業青年協議会所属の高田洋幸さんが「『おやべGAP』労働安全について考える」と題し、それぞれ発表を行いました。
中川さんによるプロジェクト発表(左)と、高田さんによるプロジェクト発表(右)
その結果、中川さんの発表が優秀賞(2位)を受賞しました。
中川さんは、この発表のためにHITSの仲間たちの前で何度も練習を繰り返すことで内容をブラッシュアップしており、後日開催したHITS懇親会で『みんなのおかげ』だと感謝していました。
1月のHITS役員会での発表練習の様子(左)と2月のHITS総会での発表練習の様子(右)
今回のヤギ放牧プロジェクトは今年が1年目の取り組みで、今後2年間かけてプロジェクト活動を完成させる予定です。そして、2年後に再度このプロジェクト活動を発表し、県大会、北陸ブロックでそれぞれ最優秀賞を受賞すること、そして、全国大会での受賞も目指しています。
そのために、当センターとしてHITSはもちろん、小矢部農業青年協議会に対しても青年組織活動、そしてプロジェクト活動の支援を引き続き行っていく予定です。