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富山県
井上徹彦

「れんげの会」研修会

2018.08. 8

 高岡農林振興センター管内(高岡市、射水市、氷見市、小矢部市)の若い女性農業者で構成する「れんげの会」は、農業への参画意欲を高め、仲間づくりを進めるために、毎年研修会を開催しています。

 今回の研修はメンバーなど12人が参加し、管内の農業女子が取り組んでいるハーブ畑の見学と、ハーブの効能についての学習、そしてハーブを使ったリース作りを体験しました。


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ちょうど花盛りだった"マーシュマロウ"。以前は、お菓子のマシュマロの原料として使われていました。【効能】消化器系の炎症や呼吸器系の不調に効果あり


 ハーブガーデン平田の園主である金丸さんは、自分がハーブで心身ともに元気になった体験から、ハーブを通してたくさんの人を元気にしたいと一念発起し、亡くなられた祖母の田んぼを借りてハーブ農家になりました。
 現在は100種類以上のハーブを、農薬や化学肥料を使わない地球にやさしい農法で栽培しています。
 また、平田さんは農林水産省の農業女子プロジェクトに参加して、他県のメンバーとともに「女子の視点」からミニ耕耘機の改良などにも携わっています。
 

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ピンクの服と揃いの帽子が、園主の金丸さん


 ハーブ園では、その効能を学ぶだけでなくそれぞれの葉の香りをかぐなどし、参加したメンバーは興味津々の様子でした。


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オレガノの香りをかぐ参加者


 ハーブ園の見学後は、ハーブやトウガラシ、松ぼっくりなどを使い、それぞれのセンスでハーブリース作りを体験しました。
     

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左 :ハーブティを飲みながら、グルーガンと針金を使ってリースを作成しました 
右 :子どもには、白とピンクと青のグラデーションがきれいな"コモンマロウ"カルピスをプレゼント♪

                       

 1時間足らずで、みんな素敵なリースを完成させました。お疲れ様でした。


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井上徹彦

富山県砺波農林振興センターで、花きと薬用作物の担当をしています。 担当地区は南砺市で、チューリップ球根と小ギク等切花生産者を中心に技術指導をしています。

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