普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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長妻武宏

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員としてになりたいと思っています。

目指そう!「しまね和牛」日本一!

2019.02.14

 「目指そう!「しまね和牛」日本一!」をスローガンに、「第12回全国和牛能力共進会島根県推進協議会設立大会」が開催されました。


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 平成29年に宮城県で第11回全国和牛能力共進会(全共)が開催されてから2年。鹿児島県で開催される次回(12回)全共に向けた取り組みが本格的にスタートしています。
 島根県は、第5回全共と第8回全共で日本一に輝いていますが、第9回から3回続けて一歩・二歩と日本一から離れてしまっています。次回の全共では、一歩でも二歩でも日本一に近づこうという気持ちで、このようなスローガンとなりました。
 大会では、農林水産部長の設立宣言、会長である溝口知事の大会挨拶、来賓挨拶、生産者代表決意表明と続き、鬨(とき)の声で会を締めくくりました。


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 大会後は、鳥取県農林水産部岡垣課長から「全共を通じた鳥取県の肉用牛振興について」と題した基調講演がありました。


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 普及関係者は大会の運営やスローガンなど、関係機関との事前協議、当日はパネル展示や受付、記録係(写真)など、会場準備からの参加となりました。

「普及活動・試験研究成果発表会」を開催

2019.02. 4

 毎年1月下旬に開催される「普及活動・試験研究成果発表会」。今年は「地域と共に歩む未来の産地づくり」をテーマに出雲市駅前のビッグハート出雲で開催され、各地域の普及部や研究機関による9課題のポスターセッションが行われました。


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 広い会場でしたが、多くの入場者があり、活発な意見が交わされました。
 自分は発表する側ではなかったのですが、畜産のことで話を振られ、そのまま農業者と集落放牧の話をしていたため、全体を見て回ることはできませんでした。


 現在、多くの県でスマート農業の新技術について議論がなされている頃だと思いますが、飯田聡氏(株式会社クボタ特別技術顧問・工学博士)による「スマート農業の現状と今後の展開」と題した基調講演では、新たな機材や機械の説明や技術開発、儲かる農業や環境など、さまざまな情報の提供がありました。


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 普及指導員は実物を見る機会も少なく、どう展開して普及すればいいのか手探りの状況ですが、ドラマ「下町ロケット」の影響か、農業者のスマート農業(ロボットトラクタ等)への関心は高まっていると感じました。
 午後からは今年度の成果として、普及課題4題、研究課題1題が発表されました。

しまね和牛子牛の初競り-西部子牛市場

2019.01.23

 島根県は東西60里といわれており、東西に長く、また隠岐もあるため、子牛市場は松江市の島根中央家畜市場(毎月開催)、益田市の西部家畜市場(奇数月に開催)、それに加えて隠岐市場4カ所(3、7、11月の年3回開催)の合計7カ所で子牛の競りが行われます。

 和牛子牛の今年の初競りが、益田市にある西部家畜市場で開催されました。県内では、この西部家畜市場が毎年新年最初の子牛市場となります。競りの掲示板には、しめ縄が飾られていました。


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初競りの様子


 肥育農家サイドに立てば、もう少し子牛の値段が安くなって欲しいところですが、繁殖農家側からすれば、今年も子牛の高値が続いて欲しいという思いがあります。
 他の作物のようなご祝儀相場はありませんが、先月より雌子牛20,709円高、去勢牛48,004円高となりました。


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出番を待つ子牛達

放牧実践スクールを開催

2019.01.21

 年末のことですが、放牧実践スクールの開催がありました。
 放牧実践スクールは、県が推進する集落放牧について、講義や現場視察を通して、これまで牛の飼養経験のない集落営農の農業者に放牧の魅力を伝えていくスクールです。


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 今回は、「放牧と経済」という題で講義を実施しました。「経済」と言っていますが、普及指導としては「経営」という面が多く出てしまったかなと思っています。
 概略としては、放牧は、労働費↓(下がる)・飼料費↓(下がる)・その他費用↑(上がる)となります。
 放牧をすることで、特に中山間地域では、耕作放棄地の解消や獣害対策をしながら子牛を生産できる、という話をしました。


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 新たに牛を導入された集落では、牛飼いが不慣れということで、分娩間隔が延びたり子牛の事故などが実際の現場で起きているという話も聞きます。今後、技術普及指導としても、新たな重点課題として取り組む必要があります。

耕種農家と畜産農家の稲WCS意見交換会

2019.01.15

 津和野町では、平成12年頃から稲WCSの取り組みを始めています。
 町では近年、集落営農がダイレクトカットの機械を購入し、稲WCSを生産して畜産農家へ供給していますが、これまで耕種農家と畜産農家の意見交換は行われておらず、今回が初めての意見交換会でした。


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 畜産農家(和牛繁殖)からは、稲WCSの品質向上について、きちんと水分調整をしないため、飼料として使えない物がたくさんある、という意見が出ました。繁殖牛としては、籾部分の堅さなどにはあまりこだわらない、という意見も。


 サイレージづくりには水分調整が重要です。機械の中で一気にロールまで行う場合は、刈り取り時の水分が70%以下になるよう、刈り取り前から水を切りますが、昨年は雨などが降って、飼料に向かないものも多くできたと聞いています。
 今年度は比較的天候に恵まれたため、昨年のような悪いものは少ないと思いますが、耕種農家からは、どうすれば水分が把握できるか? 高いときの対処は? などの質問が出ました。

 稲の水分70%の見極め方法などを説明しましたが、現物を見ながらではないので、耕種農家にはわかりづらかったと思います。


 一番良いのは、使用する機械に水分の判別や乾燥などの機能があることで、これがあれば品質は上がると思います。
 また、今後は茎葉部分が長い品種の利用が見込まれるので、高刈りしなくてもよい方法なども必要になってくると思われます。

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