畜産担当普及員向けの研修会を開催しました
2018.08.20
今回は、前回に引き続き採用2年目までの技師3名に、1名研究員を加えた4名を肥育研修の一環として、スキャナーの実習と子牛導入時の注意点などについての座学を行いました。
ここでいうスキャナーとは、音波を画像に変える機械で、皮下脂肪の厚さやロースに入るサシなどを見ることができます(病院で、お腹の中の赤ちゃんの画像を撮る時などに使う機械と同様です)。
画像の診断については、経験が必要となりますが、牛のどの部分を撮影すれば良いかなど、基礎的なことについて理解してもらえたと思います。
午後からは、上記の4名に加え県内畜産担当普及員全員を対象としたWCS用稲の栽培研修会を開催しました。作物担当の革新専門員からは、稲の栽培について、自分は収穫調整の問題点や生産費などについて説明しました。
座学の後は研究員から、農業技術センターの圃場で栽培されているWCS用稲の品種特性などの説明を受けました。
こういった研修の後には、受講者から「研修評価表」を出してもらいます。
新人の研修では、「勉強になった」とか「現場の指導に役立てたい」などの評価表が返ってきますが、全員を対象とした研修会では辛口な評価表もあるので、実は結構へこみます。