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島根県
長妻武宏

長妻武宏

島根県農業技術センター技術普及部畜産技術普及課の長妻です。課の名前のとおり畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員として力になりたいと思っています。

放牧実践スクールを開催

2019.01.21

 年末のことですが、放牧実践スクールの開催がありました。
 放牧実践スクールは、県が推進する集落放牧について、講義や現場視察を通して、これまで牛の飼養経験のない集落営農の農業者に放牧の魅力を伝えていくスクールです。


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 今回は、「放牧と経済」という題で講義を実施しました。「経済」と言っていますが、普及指導としては「経営」という面が多く出てしまったかなと思っています。
 概略としては、放牧は、労働費↓(下がる)・飼料費↓(下がる)・その他費用↑(上がる)となります。
 放牧をすることで、特に中山間地域では、耕作放棄地の解消や獣害対策をしながら子牛を生産できる、という話をしました。


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 新たに牛を導入された集落では、牛飼いが不慣れということで、分娩間隔が延びたり子牛の事故などが実際の現場で起きているという話も聞きます。今後、技術普及指導としても、新たな重点課題として取り組む必要があります。

耕種農家と畜産農家の稲WCS意見交換会

2019.01.15

 津和野町では、平成12年頃から稲WCSの取り組みを始めています。
 町では近年、集落営農がダイレクトカットの機械を購入し、稲WCSを生産して畜産農家へ供給していますが、これまで耕種農家と畜産農家の意見交換は行われておらず、今回が初めての意見交換会でした。


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 畜産農家(和牛繁殖)からは、稲WCSの品質向上について、きちんと水分調整をしないため、飼料として使えない物がたくさんある、という意見が出ました。繁殖牛としては、籾部分の堅さなどにはあまりこだわらない、という意見も。


 サイレージづくりには水分調整が重要です。機械の中で一気にロールまで行う場合は、刈り取り時の水分が70%以下になるよう、刈り取り前から水を切りますが、昨年は雨などが降って、飼料に向かないものも多くできたと聞いています。
 今年度は比較的天候に恵まれたため、昨年のような悪いものは少ないと思いますが、耕種農家からは、どうすれば水分が把握できるか? 高いときの対処は? などの質問が出ました。

 稲の水分70%の見極め方法などを説明しましたが、現物を見ながらではないので、耕種農家にはわかりづらかったと思います。


 一番良いのは、使用する機械に水分の判別や乾燥などの機能があることで、これがあれば品質は上がると思います。
 また、今後は茎葉部分が長い品種の利用が見込まれるので、高刈りしなくてもよい方法なども必要になってくると思われます。

平成30年度第2回島根県肉牛枝肉共進会

2019.01. 8

 今年度の第2回島根県肉牛枝肉共進会が、大田市にある島根県食肉公社で開催されました。
 第1回と同じく16農場から去勢牛21頭、雌牛3頭合計24頭が出品され、最優秀賞はJAしまねの安来肥育センターから出品された去勢牛「久隆」に決定。枝肉重量579kgロース芯面積120㎠、BMS12、A5というボリュームのある仕上がりとなりました。
 また、優秀賞1席には、(有)藤増の去勢牛が入賞しました。


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最優秀賞の去勢牛「久隆」と、そのロース面(右)


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こちらは優秀賞1席


 島根県の枝肉共進会では、第1回と第2回をあわせて順位を決めるグランドチャンピオン的な「中国四国農政局長賞」があります。今回は「久隆」が選ばれました。

 全国和牛能力共進会(※)で2度日本一となっている「しまね和牛」ですが、肥育農家戸数は、残念ながら減少傾向にあります。


全国和牛能力共進会 :5年に1回開催される日本最大の和牛共進会。次回(2022年)第12回は鹿児島県で開催

平成30年度しまね和牛種雄牛展示会

2018.12.28

 しまね和牛の種雄牛展示会が雲南市の島根県畜産技術センターのしまね和牛改良科で開催されました。


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 以前紹介した「久茂福」号は現在も健在で、精液が製造されています。また、この久茂福号を父とする「蔵久」号も、今回新たに紹介されました。


 種雄牛の名号は似たような名前が多く、覚えるのが大変ですが、しまねの種雄牛くらいはと、血統などを記憶しています。ただ、年齢とともに忘れることも多くなり、すぐに名号が出てこないこともあるので、名簿を持ち歩かないとだめかと思う、今日この頃です。
 この日は、例年実施されている牛肉の食べ比べもあわせて行われました。

平成30年度中国ブロック普及活動研究会

2018.12.22

~島根県農業改良普及事業70周年記念大会~


 2年前に、「開催するのか、しないのか」から始まった、島根県農業改良普及事業70周年記念大会。副知事や指導農業士の来賓あいさつ、『普及活動実践論』著者の日高勝定氏の記念講演、また、他県の普及員の参加もあり、盛大に開催することができました。


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70周年記念講演会


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ポスターセッション


 昨年、記念大会の開催が決定した際、県普及職員協議会の役員からはさまざまな案が出されましたが、なかなか決められませんでした。そんなとき、「青年部(農業職で県に採用された30歳前半までの職員の会)に案を出してもらい、それを元に決めよう」という話になりました。


 後日、青年部からは、「他県の職員と交流がしたい」「伝説の普及員の話が聞きたい」「記念植樹がしたい」など、多くの案が出てきました。
 平成30年度は、中国ブロック普及活動研究会の開催当番が当県になるため、70周年記念大会と同時に行えば他県と交流ができる、ということで、中国ブロックの総会で同時開催の了解を得ました。
 伝説の普及員日高氏には、まだ詳細が決まっていない段階での依頼でしたが、快く引き受けていただきました。


 日高先生、全国農業改良普及支援協会、中国各県の協議会役員、そして青年部。みなさん、ありがとうございました。

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