普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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長妻武宏

長妻武宏

島根県農業技術センター技術普及部畜産技術普及課の長妻です。課の名前のとおり畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員として力になりたいと思っています。

しまね和牛のポスターを紹介します

2018.09.20

 しまね和牛のポスターが一新されました。
 昨年度末くらいから使っているため、島根県に立ち寄られた方は、目にしたことがあるかもしれません。


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①種雄牛の「久茂福」号  (▼PDFファイル
 現在県内で一番多く利用されている島根県産の種雄牛で、人工授精用の精液は、家畜改良事業団を通じて全国販売されています。また、下に写っている人たちは、昨年の全国和牛能力共進会出品者です。


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②しまね和牛肉  (▼PDFファイル
 これまでのポスターにはロースなどの精肉を使っていましたが、新しいポスターでは、調理されたしまね和牛を紹介しています。


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③花田祭り  (▼PDFファイル
 田んぼで牛が使われなくなってから約半世紀くらいになろうかと思います。
 島根県でも昭和40年代に耕耘機が使われるようになってから、実用的な牛の利用はされていませんが、地域のイベントとして毎年、花田祭りに利用されています。開催場所は大田市水上町で、町内には世界遺産「石見銀山」があります。

平成30年度第1回島根県肉牛枝肉共進会

2018.09.11

 今年度の第1回島根県肉牛枝肉共進会が、大田市にある島根県食肉公社で開催され、16農場と島根県農林大学校から去勢牛20頭、雌牛5頭の合計25頭が出品されました。
 最優秀賞は、益田市にある株式会社松永牧場から出品された去勢牛「西景3の3号」(BMS12・A5)に決まりました。松永牧場は県内最大の牧場ですが、牛の飼養管理・健康管理しっかりされていて、優秀な肥育牛を生産する牧場です。


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表彰式


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最優秀賞を受賞した松永牧場の「西景3の3号」


 今回は、県農林大学校からの出品もありました。
 27.5カ月で、と畜前体重が837kgと発育の良い牛に仕上がり、BMS6、格付はA4という結果でした。
 今年度からは、脂肪酸測定(推定)値もあわせて公表するようになりました。
 最終選抜は普及組織で行いますが、選抜からもれた牛の方が良かったりすることもあるので、結果が出るまでは気苦労があります。

小豆の機械化体系による栽培研修会

2018.08.24

-平成30年度全国農業システム化研究会実証圃場(宍道湖西岸地区)-


 出雲市の宍道湖西岸地区において、全国農業システム化研究会の研修会を開催しました。
 昨年度につづき、今年度も(株)クボタの一発耕起播種機「トリプルエコロジー」を使って小豆栽培に取り組みます。
 昨年は大雨で研修会が延期になりましたが、今年は晴天、猛暑の中での研修会で、参加者も100名を大幅に超えました。今年度の取り組みを成功させ、それをステップに来年度以降、面積拡大に取り組む計画です。


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 今回、平田高校の地域密着型カリキュラムの一環として、実証圃場の一角で小豆の手播が行われました。今後、地域一体の取り組みに発展していくことを期待しています。


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 出雲地方では、正月に小豆雑煮を食べる風習があります。
 私の実家では、元旦と2日は十六島(うっぽるい)海苔を使った雑煮で、3日が小豆雑煮でした。小豆雑煮はゆでた小豆の汁に餅が入った状態の雑煮で、各自が好みに応じて砂糖を入れて食べます。大さじ2杯の砂糖でも小豆に甘さがしみこまず甘くならなかったため、子供の頃はあまり好きではありませんでした。


 宍道湖の東岸、松江市は、日本三大菓子処として地元産の小豆ニーズはありますが、これまで小豆生産は零細な栽培が中心で、地元産の小豆はほとんどない状態です。今後、地域の特産品となるよう支援をおこなっていきます。

畜産担当普及員向けの研修会を開催しました

2018.08.20

 今回は、前回に引き続き採用2年目までの技師3名に、1名研究員を加えた4名を肥育研修の一環として、スキャナーの実習と子牛導入時の注意点などについての座学を行いました。


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新人研修座学の様子


 ここでいうスキャナーとは、音波を画像に変える機械で、皮下脂肪の厚さやロースに入るサシなどを見ることができます(病院で、お腹の中の赤ちゃんの画像を撮る時などに使う機械と同様です)。
 画像の診断については、経験が必要となりますが、牛のどの部分を撮影すれば良いかなど、基礎的なことについて理解してもらえたと思います。


 午後からは、上記の4名に加え県内畜産担当普及員全員を対象としたWCS用稲の栽培研修会を開催しました。作物担当の革新専門員からは、稲の栽培について、自分は収穫調整の問題点や生産費などについて説明しました。
 座学の後は研究員から、農業技術センターの圃場で栽培されているWCS用稲の品種特性などの説明を受けました。


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圃場での学習


 こういった研修の後には、受講者から「研修評価表」を出してもらいます。
 新人の研修では、「勉強になった」とか「現場の指導に役立てたい」などの評価表が返ってきますが、全員を対象とした研修会では辛口な評価表もあるので、実は結構へこみます。

隠岐の7月家畜市場へ行ってきました

2018.07.31

 隠岐の島では、今回の7月市場から、町内で移転して新たに整備された市場(西郷市場と浦郷市場)2カ所での開催となりました。


①西郷市場
 旧隠岐空港ターミナルビルをセリ場に改装し、セリ前のつなぎ場及びセリ後に購買者ごとにわけてつなぐ建物が新たに作られていました。はじめての市場利用でしたが、スムーズにセリが実施されました。


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西郷市場の外観


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西郷市場の外入口


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西郷市場セリのようす


②浦郷市場
 以前よりも別府港に近い場所に市場ができました。
 セリ前のつなぎ場やセリ後の購買者ごとに分けてつなぐ建物、そして、他市場でセリが終わった牛を10日程度飼うことができる牛舎が併設されています。また、セリ場に子牛を誘導するレールがつけられて、安全性の向上が図られました。
 市況としては、浦郷市場の雌子牛がやや値段が下がりましたが、子牛のサイズから考えると、大きな値下がりではなかったように思います。


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浦郷市場の入口


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浦郷市場のセリのようす


 これまでも普及員が中心となって体高や胸囲を測尺してきましたが、今後も続けていく予定です。

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