ながいも優良種苗生産に向けて
2017.10.18
9月14日、JAながいも採種連絡協議会現地検討会に出席しました。
産地の維持・形成のためには優良種苗が欠かせません。生産者、農協、農業普及振興室、関係機関が一体となり、ながいもの優良種苗生産に努めています。
(地独)青森県産業技術センター野菜研究所で生産されたウイルスフリーの原々種苗(むかご)の供給を受け、全農あおもりが県内5カ所に原種ほを設置。ほ場は隔離網室となっていて、これによりアブラムシによるウイルス感染を防いでいます。ここでは、むかごから子いも(1年子)を増殖し、県内の主要なJAに優良種苗として供給しています。
ウイルスの感染はながいもの生育、そして収量に大きく影響してきます。優良種苗の需要は年々増加しており、今後は増殖ほを増やして安定供給に努め、生産者段階における優良種苗更新率向上を図るべく、関係者が一体となり、取り組んでいきます。