越生町でゆずの獣害対策を実施
2016.07.11
越生町・毛呂山町では県の農業技術研究センター等と連携し、ゆずのウィルス病対策として弱毒ウィルスを持った系統を選抜しようと試験を行っています。
昨年度、ゆず苗木を生産して展示ほを設置したのですが、山間部で栽培を行っているため、シカなどによる獣害が発生しています。
そこで今回は、ゆず苗木の周りにトリカルネットを張って獣害を防止するとともに、獣害(シカと、今後侵入が警戒されるサル)の実態を把握するため、カメラを設置しました。
左 :トリカルネットで苗木を保護 / 右 :獣害観察用カメラを設置
今後は、被害の様子を把握しつつ対策をとっていく予定です。また、ゆずのウィルス病に対する被害軽減効果も確認していきます。