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佐賀県
平野稔邦

平野稔邦

佐賀県佐城農業改良普及センターで果樹を担当しています。佐賀県ではテレワーク推進の一環で普及指導員は、一人一台のタブレット端末を持ち日々の普及活動に活かしています。タブレットを活用した普及活動を中心に、産地の動き等を紹介します。

テレワークの取材で普及活動をアピール!!

2016.05.27

 佐賀県庁では積極的にテレワークに取り組んでおり、在宅勤務やサテライト勤務、モバイルワーク等を実施することで、効率的な勤務体制の構築に役立て、組織としての生産性の向上をめざしています。


 さて先日、BSJAPANから佐賀県のテレワークの取り組みについての取材がありました。
 その中で、現地でのタブレットの利用状況での取材依頼があり、当普及センターの果樹担当で取材を受けたところです。

 生産者への指導や研修会・会議等の業務で当たり前のようにタブレットを活用している中、今回は生産者から問い合わせがあった、ブドウの着色障害であるマンガン欠乏症(通称:ごましお)の対策について、生産者宅に訪問し、指導を行うところを撮影されました。


 通常デラウェアで発生が多く、巨峰が中心の当産地では、これまで問題になったことが少ない症状でした。生産者も処理は初めてということでしたので、発生している症状を写真で確認してもらいました(発生していたのは昨年なので)。


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生産者に写真を見せて、症状を確認しているところ


 また、生産者が対策として準備していた硫酸マンガン資材を確かめた上で、具体的な処理方法について指導を行いました。無核化のための2回目のジベレリン処理時に混用するのが具体的な処理方法ですが、0.5%になるための資材の混用量を確認しました。


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生育状況を確認し、処理時期を検討しているところ


 生産者と話をした中では、他の園でも発生があるということなので、部会全体で発生状況を確認し、要因とされる土壌pHの調査を行い対応していこうと、担当内では話をしています。


 ちなみに、BSJSPANでの放送は、6月11日(土)17:30からの番組内で紹介されるようです。興味のある方は、ご覧ください。

「温州みかんの根域制限栽培」研修会

2016.04.22

 当地区は温州みかんを中心とした果樹産地です。マルチ栽培をすすめ、品質向上を図っていますが、所得に結びつく高品質なブランド品が安定的に生産できず、課題となっています。


 ただ、その中でも、根域を制限した高畝で温州みかんを栽培することで、どんな気象条件でも水分コントロールが可能となり、安定的にブランド品づくりが行えています。初期の導入費用と細かい水分管理は必要ですが、糖度は平均13度を超え、昨年のブランド率は平均80%と高く、高収益が確保できる栽培法として、産地全体でも推進している所です。


 そんな中、今年は気象条件の影響が大きいためか、産地全体の温州みかんで着花過多の状況になっています。細かい栽培管理で隔年結果対策を行ってきた根域制限栽培園でも例外ではありません。異常に多く着生した花が咲いてしまうと、樹勢の低下や隔年結果につながるため、今回は手作業で蕾を落とす摘蕾の方法について、現地で研修会を行いました。


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手作業での摘蕾作業は大変ですが、これが最も効果的な対策です。処理の方法等を実演しながら研修会を開催しました


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また、昨年摘蕾作業をした作業状況の動画と現在の状況を見比べることで、生産者に摘蕾作業の効果をより理解してもらうことができました。こんな時、一人一台のタブレット端末が役立ちます


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隔年結果対策は摘蕾の実践あるのみと、生産者の作業への意気込みが感じられました


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