無人販売所「白石山の恵み」反省会
2016.12. 5
11月6日、七戸町白石分館地区にある無人販売所「白石山(しろいし)の恵み」の反省会が行われました。
「白石山の恵み」は昨年から営業しており、今年の売上げは5~10月までの6か月間で前年比185%と好調でした。この売上げの伸びは、住民の予想を大きく上回るもので、大きな自信となりました。
この無人販売所は、集落活性化を目的に設置されたことから、売上げの2割は地域のために使うこととしており、少子化に伴い休止していた夏祭りと、同集落で歌い継がれてきた「上原子のナニャドヤラ盆踊り」の復活にも活用されています。
人口減少や高齢化が進む中で、白石分館地区の取組はささやかな事例かもしれませんが、住民のやる気を引き出し、将来につながるきっかけとなりました。
左 :一生懸命に勉強しました / 右 :手作りの無人販売所です
農業普及振興室では、この地域において、2年間で計11回の野菜栽培講習会を行うなど、地域の活動を支援してきました。
住民からは「2年間ありがとうございました」と感謝の言葉が相次ぎ、非常に充実した時間を過ごすことができました。改めて地域に密着した普及活動の大切さを実感しました。