ピーマンの先進地視察を行いました
2016.08.24
JA十和田おいらせのピーマン生産者が、7月15日に五戸町でピーマンの先進地視察を行いました。
五戸町へは昨年も先進地視察を行っており、その時の視察が好評で、同じ農家へ2度目の視察となりました。
JA十和田おいらせでは、ピーマンの生産に力を入れており、ビニールやパスライト被覆による早植栽培の作型の普及拡大を進めています。
早植栽培は収穫期間が長くなる長所がありますが、従来のトンネル支柱による誘引方法では、支柱を越えて伸びた茎葉が倒れることにより収穫後半の収量が激減する欠点があります。これを改善する方法として、八戸農協で広く一般的に行われているフラワーネットによる誘引方法を再度、確認しに行きました。
視察先の三浦氏は、フラワーネットを3段張って誘引していることと、ピーマンの上にビニールトンネルで被覆して雨が直接当たらないようにしており、地域農家の中でも特に手間をかけて良い物を生産する有名な農家です。
十和田市のピーマン生産者からは、かん水やトンネルの温度管理など、多くの質問が出され、高品質安定生産に向けて生産意欲がさらに高まりました。
今後は、地元の農協管内に設置したフラワーネットの展示ほを活用しながら、よりよい生産方式の導入に向けて生産者、農協、普及振興室が一体となって取り組んでいきます。