埼玉県
舟田一与
舟田一与
埼玉県さいたま農林振興センター 新規就農・法人化担当の舟田です。 担当は、新規就農・農業の法人化・農業の6次産業化です。 埼玉農業の楽しい話題をお伝えしたいと思います。
2015.11.18
さいたま農林振興センターでは、埼玉県男女共同参画推進センターを会場に新規就農者研修会を開催しました。
研修会では、以下の2名の方による事例発表を行いました。
●「ライフプランに基づいた就農に対する将来設計ついて」
飯田寛孝氏 (白岡市で就農した元農協職員)
●「就農に当たっての心構え」
臼倉正浩氏 (八潮市の株式会社しゅん・あぐり代表取締役)
参加者からは、「大変参考になった、このような企画はもっとやって欲しいと」言った声が聞かれました。
今後も、新規就農者の支援を継続的に行っていきます。
新規就農者希望者の相談では、「栽培が楽しい。野菜が作りたいと。」と言ったい相談をよく受けます。
しかし、農業を生業として、どうやって生活できるレベルの目標収入を上げるかが、最も重要だと考えます。
2015.11. 9
さいたま農林振興センターでは、平成27年10月29日(木)13時30分から、さいたま市見沼グリーンセンター大会議室おいて、さいたま農林管内の6次産業や農産加工に関心のある農業者や関係機関を対象に、ジャム加工技術の基礎講座を開催しました。
元神奈川県農業総合研究所員の小清水正美氏を講師に「意外と知らない基礎技術 ジャム加工の基礎」と題しての講演と、加工品の脱気状態を検査しながら、商品性の評価を行いました。
参加者からは、「ジャム作りに関して、具体的な研修会を受けたことがなかったので勉強になりました。今後の自分の作り方を見直すきっかけになりました」と好評でした。
11月12日には、同会場にて、実際に実習を行う研修会を開催する予定です。
さいたま農林振興センターでは、農産加工品の底上げを行い、6次産業化に向けて推進していきます。
2015.10.28
さいたま農林振興センターでは、平成27年10月6日(火)13時30分から、埼玉県浦和合同庁舎において、(一財)日本食品分析センターの細野真澄氏を講師に、賞味期限・保存方法についての研修会を開催しました。
当日は、管内生産者に製造の新しいジャムと古いジャムを持ってきてもらい、官能検査の手法も学びました。
参加者からは、「賞味期限の考え方や表示の仕方が分かった。製造日の違うジャムを比べて味や色の確認をすることの必要性が理解できた」と好評でした。
今後、さいたま農林振興センターでは、見沼グリーンセンターを会場に10月29日(木)に「ジャム・びん詰加工品の基礎知識」について、11月12日(木)には「ジャム・びん詰加工品の充填、脱気、殺菌」についての研修会を予定しています。
2015.10. 2
以前、さいたま農林振興センターで研修会を行った、花の寄せ植え手法「ギャザリング」が、千葉県 幕張メッセで開催される「第12回 国際フラワーEXPO(通称アイフェックス=IFEX)」で実演展示されます。
ギャザリングとは、2株以上の根付き苗を「花束」状のユニットにしたうえで器に植え込んで完成させる技法です。制作した時点で美しい寄せ植えとなっていて、1カ月から3、4カ月間、成長する花を楽しめます。
また、9月には、ギャザリングの本も出版されました。
通常の寄せ植えと違い、例えば6寸鉢に30前後の花苗が入り、ヤシガラを使うことで、かん水の回数も少なく、持ち運びが簡単で、生ごみとして処分できるギャザリング。新たな花苗の需要拡大につながる技法ですので、お時間がある方はぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか?
▼第12回 国際フラワーEXPO(IFEX) ホームページ
平成27年10月14日(水)~16日(金)幕張メッセ
2015.08.11
さいたま農林振興センターは、平成27年7月31日(金)16時からさいたま市の東天紅において「さいたま地区農業研修会~ビジネスとして成立する農福連携について~」を開催しました。
障害者が農作業の担い手になり、水田や畑で働く「農福連携」が、近年注目を集めています。「農福連携」とは、障害者にとっては就労先の拡大が図れ、農業側にとっても高齢化で不足する労働力を補うことができる仕組みのことです。
今回は、2012年から白岡市でネギ栽培を行い、生産・流通販売・社会福祉の3法人を立上げた山田浩太氏を講師に、マーケティングと農福連携についての講演会を行いました。
参加された県内の生産者には、「マーケティングや管理会計の話は内容が濃く興味深かった。農福連携も話も参考になった」と、好評でした。