普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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blog_hukyu_kasahara2_f.jpg青森県
笠原 均

笠原 均

青森県の農業改良普及指導員(普及員)です。普及員歴はすでに20数年となるのですが、お話し好きが高じて、農業の担い手育成を担当していることが多いです。 プライベートでは、「気分はプロフェッショナルカメラマン」、「YouTube再生回数が伸びないけど作曲家とウインドシンセサイザー奏者」です。 加えていうと、15年前から音楽の秘められた力をフル活用して地域おこしをやっています。そんな活動のお陰で町内会役員から目をつけられ(勧誘され)、町内会の理事なんかやっています。もちろん、町内の草刈りやしめ縄づくりも、町内会最年少として参加しています。

幸せの始まりと夢の終わり

2024.06.27

 先月の投稿からして、当然のことながら「播いた種は、ちゃんと育てるんだよ」
「人々や集落を育てるには・・・」なんてことを書かなくてはならないのですが、今回はそれどころではないのです。
 まさに青天の霹靂(「晴天」と書かなかったのは、青森県のブランド米を意識してのことです)、光芒一閃、滄海桑田(そうかいそうでん)、急転直下の大展開と言いたいところですが、あまりにドラスティックにしてドラマティック、怒濤、激変、疾風のごとく、さらに先の見えない不安を加えて表現すれば、まさに一寸先は闇・・・。早く本題に移ればいいのに、そんな言葉を長々と並べてみたくなる程、激しい動揺っぷりなのですよ、私は・・・。


 さて、気を取り直して、ここ最近の急変をご報告したいと思いますと書きつつも、現在進行形なので具体的に書けないのですよ。迂闊に書くとデジタル媒体にも関わらず、黒塗りの伏せ字だらけという前代未聞の普及ブログになりそうなのです。でも急変なのです。

 少なくとも、住民が目指す方向へ「トントン拍子」で進んでいるのです。それは、言えます。しかし、急速な円安と同様「急速に急変」するのは、やはり多くのリスクを孕むのです(結局、何が言いたいかわかりませんね!事が済んだら、何らかの形で発表します)。


 話を戻します。
 青森県西北地域におけるモデル集落は、この2年間の普及活動が功を奏し、強固で確固たる信頼関係が芽生え、「自分の地域は、自分達で守る」という金城鉄壁の絆が培われました。この状態を、私や関係機関は、便宜的に第1ステージと呼んでいます。例えれば、駆け出しのアイドルグループが「どんな困難にも、決して私達は負けないわ!」と、目をキラキラさせながら夢を語っているステージです。この時は、どんな苦しみであっても、苦しみが苦しみではないのです。

 私にも、そんな時期がありました(←どうでも良い)。


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 しかし!
 しかしですよ。アイドルグループにも集落の育成にも、第2ステージがやってくるのです。
 デビュー直前にして100万回の動画再生回数を1日で達成! 東京ドームコンサートは、満員を越える満員。チケット代は転売が横行するほどに跳ね上がり、さらに、「いくら稼いだんだろー」と青森銀行で記帳すれば、記載される桁数を越えた未曾有の金額! ちなみに私は、そんな通帳を一度も見たことがありません。


 幸せの始まりと夢の終わり。
 「これからも伝説のアイドルと呼ばれるよう精進します!」とテレビカメラに向かって、がっちり肩を組んでお互いを称え合うのもつかの間、この瞬間にメンバーの絆には、太くて大きな楔(くさび)が打ち込まれるのです。
 金と労働、責任と苦労・・・、全てをきっちりと分配するのは難しく、グループ内に不穏な空気が漂うのです。


 そうです。
 私が担当しているモデル集落は、この第2ステージに入ったのです。当然のことながら、地域のためにやってくるだろう移住者の受入に対しても、それを支える金銭的な負担や、責任の所在、今後の運営方針について、一丸となっていたはずの住民の間に温度差が生じました。
 ただ、地域運営の難しさは、人間関係の難しさとほぼ同義に感じます。当然、見切り発車に見える地域住民組織の決断に「不満、不安」があっても、意義を唱えるのはなかなか難しいものです。そこに地域の人間関係の難しさを感じます。

 しかし、ここは「住民でない誰か」が言わなくてはなりません。
こういう場合は、普及指導員が言うべきなんでしょうか?なかなか悪い役回りです。


「皆さん、あまりにも急激に物事が進んでいます。ここは少し慎重になるべきではないでしょうか?」

 私のセリフは、勢いに乗っている地域の動きにブレーキをかける「お役所」の発言として受け止められたことでしょう。この日、私は集中砲火を受けることになります。県と中間支援組織(県と住民の間を仲介するNPO)、住民の間にまで広がる「大きな意見の隔たり」が見えた瞬間です。


 これは、私だけでは手に負えないので、職場の上司にも入ってもらって、中間支援組織の職員3人と、3時間近くかけてじっくり、そしてしっかりと話し合ったのです。その途中経過を書けないのが、本当に残念です。


 結論として、県は、中間支援組織に「これまでどおり地域の中で一緒に汗を流すような活動をしてもらうこと」、「普及は一歩下がって地域を見守ること」を確認しました。担当の私としては、本当は野菜の産地づくりよろしく、ガンガン地域に入って地域をリードしたかったのですが、「船頭多くして船山に上る」という諺もありますよね。ですから、ここは腹を括って(指を咥えてではない)、ここは中間支援組織や住民の意向に任せようと思ったのです。

 私がこれまで見聞きした限りでは、第2ステージを難なく乗り切った地域の例は知りません。ここは、じっくりと見守りたいと思います。
 事実は、小説より奇なり。


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<おまけ>
 最後のイラストに、今回のブログで書きたかった全てが込められてます。謎解きは、数年後になるかもしれません。

地域が動かないのはなぜ

2024.05.17

 おっと、ここで私の投稿に対してメッセージが届きました。その質問にDJ風にお答えしましょう。


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 質問者は、E県水稲担当の「どうすりゃいいのよ」さん。メッセージありがとうございます。
 早速、読んでみましょう。


「地域や農業集団に働きかけても、いつまでも自立しません。また事業での関わりを止めると、突然活動が止まってしまいます。どうしたら良いのでしょう。」


 ムムッ! なかなか自立しない地域・・・、育成している側の普及指導員としては悩みの種ですね。

 正直申し上げますと、私の担当している五所川原市三好地区の地域運営組織についても、まだ道半ばです。でもせっかくですので、「こうやったら、地域が動いた」というのを書きたいと思います。


<土壌の調査と種まき>
 植物の話ではありません。
 集落や営農集団に動いてもらおうと思ったら、土壌を調べます。
 ここで言う土壌とは、そこを構成する人々が「地域を動かすのに足るポテンシャル(潜在能力)を持っているかどうか」です。
 ですから、どの集団に入る前にも多くの農家や住民に声をかけて、動き出すのに力となる人物が何人位いるのか、その人達が協力関係を結べるのかどうか、地道に調べます。私が農協の納涼祭とかにマメにでているのは、それが目的です。酔っ払うと皆さん色んなことを話してくれるので、人間関係や、それぞれの人物の能力、また本当の意味の地域のリーダーを見つけるのにとても役立つのです。


 まとめてみると、私の経験上、地域が動かない大きな原因は、次の3つパターンです。


➀ 本当のリーダーと交渉していない
 私達普及指導員や役場の職員が「地域のリーダー」と認識していた人物が、実は地元ではそれほど地域で影響力をもっていないことがよくありました。
 実は、その背後に「本当の意味でのリーダー(イメージ的には、ボス)」がいるパターンが多々ありました。ボスが言うと、陰でブスブス言いながらも協力してくれることが多いのです。直接、ボスと交渉しましょう。


② 動き出すだけのポテンシャルを住民が持っていない

 厄介なのは、「心の」高齢化が進んで既に意欲を失っている地域。
 座談会に集まった人達がかつての名士ばかり。皆さん、意識が高く非常に話しも上手い。ただ、座談会の終わりに「では、誰がやるの?」となると、「年だから」「忙しいから」と皆さん一斉に下を向いてしまう・・・・。
 こういう地域はいくら努力しても動かないので、あまり踏み込まないようにしています。
 ただ誤解して欲しくないのは、ポテンシャルが高いかどうかは、年齢でもかつての役職でもありません。80歳の「心は少年」もいますし、20代、30代でも「心の老人」がいます。心が若い集団は、やはり動くのです。
 私が、どの座談会でも、また地元の町内会でも言っているのは、「今の日本では、75歳以下は若者です。75歳を超えたら年を理由にしても良いです。」ってセリフです。ブラタモリは終了したもののタモリさんは78歳、吉永小百合さんは79歳、黒柳徹子さんに至っては90歳ですよ。
 年寄りぶるのは、まだまだ早いのです。


③ 問題を整理する人がいない
 座談会で「皆さんが思う地域の問題はなんですか?」と聞くと、高齢化、少子化、若者がいない、交通の便が悪い、買物に困る、祭りができない、除雪に困る・・・等々、いくらでも問題が掲げられる地域があります。皆さん、ちゃんと問題だと思っているのです。
 でも、こういう地域は意外と簡単に動きます。
 単に問題を整理し、優先順位をつけ、どこから手を付けるかを示せるリーダーやコーディネーターがいないだけだからです。
 この役割は、普及指導員がやってもいいし、市町村職員がやっても良いと思っています。青森県では、地域おこしを得意とするNPOに委託契約し、NPOにその役割を果たしてもらっています。
 この問題の整理と具体化が、地域を動かすための種まきだと思っています。


 以上のように、地域の土壌(人々の資質)調査の上、「ここは動く!」と踏んだ地域に積極的に介入し、問題を整理し、やるべきことを具体化(種まき)してあげれば、意外と地域は動くのです。


 余談ですが、前任者から地域共生社会モデルの「適地」と聞かされていたのに、実はろくに土壌調査をしていない地に私は飛び込みました。
 そんな訳で、私がブログの第2話で書いたような集中砲火を受けるのです。

 まさに「適地」が、「敵地」に思えたよ(泣)。


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三好地区住民協議会祭りまで、あと40日!

2024.04.11

<これまで(第一話から第四話)までのあらすじ>
 地域経営という事業の中で、普及指導員と住民の間を取り持つNPO(中間支援組織)が協力し、青森県五所川原市の三好地区の住民を巻きこみながら、地域経営モデルを作るストーリー。
 住民の激しい抵抗に会いながらも次第に信頼関係を構築し、三好地区でジャズ演奏会を開催したところコロナ禍にも関わらず大盛況!
 勢いに乗って、「コロナ禍だから祭りは中止」と決めた住民協議会の決定をなんと覆し、住民らと祭りをついに復活させることになった!


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 突貫工事だったのです。
 コロナ禍だったので「やらない予定だった行事」を、急遽やることになったのですから当然です。

 しかし、三好地区の住民の瞳はむしろキラキラしています。
行動制限下でじっとしているより、何かに向かって活動している方が元気になるもんです。

 とは言っても屋内で食堂はできないし、賑わいを演出するカラオケ大会なんかも完全にアウトです。さらに普段から住民座談会に出席している若手(60代、70代)は、三好地区住民協議会祭りの準備で手一杯です。
 ではどうやって祭りに賑わいをもたらせば良いのでしょうか?


 ここは、NPOと公務員という我々の業務枠を取っ払って協力することにしました。
 まずは「賑わいの演出には、やっぱり音楽!」と、住民から声が上がりました。
 そんな訳で筆者(笠原)は、ツテのツテを辿って、「三好地区住民が喜んでくれそうなステージ」を「無料でやってくれる」ミュージシャンを探しました。


 結局のところ引き受けてくれたのは、三好地区のある五所川原市から高速道路を使っても片道2時間もかかる八戸市の「ニコ♡ニコ」さんという二瑚奏者でした。ガソリン代だってかかるのに申し訳ないなーと思いつつも、「地域の賑わいへの協力」という趣旨を理解してくれた「ニコ♡ニコ」さんに大感謝です。


 一方、中間支援組織であるNPOジャズネットワークは、廃品のリサイクルや環境保全にも力を入れており、「ボランティア(タダ)で協力してくれるメンバー募集」という虫の良すぎるお願いで仲間を募り、子供向けリサイクル楽器づくりで三好地区を応援することになりました。
 そして迎えた当日の様子が、これ・・・。


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(上・下)なかなかの賑わいです。もちろん、コロナ禍なので、屋内での飲食は禁止です。


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コロナ禍では必須!入り口検温! すでに過去の習慣。みんな、忘れちゃったかな?


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リサイクル楽器づくりも、なかなかの盛況。特に小学生に人気!


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「ニコ♡ニコ」さんの演奏。八戸市の大人気のユニットです。


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演奏開始前から立ち見が出るほど・・・。二瑚の演奏は、三好地区では初めて!


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2年間お披露目する機会がなかった三好小学校獅子舞による、念願の演舞! 卒業する6年生とその親にとって、まさに「感動!」のひととき。卒業前にお披露目できて、良かったね~(´∀`*)


 結果として、三好地区住民協議会祭りは大盛況、コロナ禍の生活で辟易(へきえき)していた住民からは、大喝采です。

 ちなみに、無料で演奏してくれた「ニコ♡ニコ」さんの帰りの車には、地元の農産物がどっさり!
 地元で採れた農産物と漬物が次々とお礼として運び込まれました。さすが農村!


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地元農産物で満たされた車の荷室(イメージ)


 「ニコ♡ニコ」のお二人も顔をほころばせながら、三好地区を後にしました。


To be continued.


<次回予告>
 次回、筆者(笠原)は、エラそうに、ちょっと小難しい講釈をたれる(と思う)。

話の行方を「固唾を飲んで」私は見守る

2024.03.18

 真夏のジャズイベントの興奮冷めやらぬ令和4年9月、五所川原市三好地区における住民座談会は、青森の夜なのに「激しい熱気」に包まれていました。

 座談会参加者から「次はどんなイベントやるか!?」って感じの思いが、波のように押し寄せてきます。


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座談会のイメージ...。さすがにオーバーだ


 ただ時代は、コロナ禍。行動制限下にあります。次のイベントをいつやるかワクワクしている雰囲気の中で、一つの冷静な声が上がります。八戸さん(仮名)です。


「毎年11月にやってた三好地区住民協議会祭りの中止が決定している中で、ワダヂミタイナ(津軽弁:私達のような)一塊の集まりがイベントを勝手にやっていいもんか!? 住民協議会の決定に反旗を翻すようなもんだぞ。」


 その言葉に会場はシーンと静まり返えりました。まるで水をうったかのようです。本人曰く「穏やかな話し方」の八戸さんですが、毎回、極めて鋭いのです。


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座談会に水を打つ八戸さんイメージ


 普及指導員の私は、息を飲んで見守ります。ゴクリ(ツバを飲む音)。
お喋りの私も、ここは我慢です。


 この状況で口火を切ったのは、几帳面かつ行動力満点なK子さん(仮名)です。
「だったら、住民協議会の二日間の祭りを復活させればいいんじゃないの!?」


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口火を切るK子さん(あくまでもイメージです)


 普及指導員の私は、さらに座談会の行方を見守ります。


 ・・・・それはいい考えだ! やろう!
 自分達で、決定をひっくり返そう!

 K子さんに賛成する声が、会場の各方面からあがります。


 そんな訳で、この日に参加した数名で、協議会の役員に直談判することになりました。
(本当にやるの? すごい! その時の筆者の感想)

 
 その数日後、「三好地区住民協議会祭りの中止決定は覆った」という連絡が、私の元にも入ります。
 二日間ではないけど、一日だけやることになったらしいのです。


To be continued.


<次回予告>
 三好まつりは、11月上旬。あと40日で本当に開催できるのか!? 大丈夫?


※画像は、AIで作成しています。

やってみれば楽しいのです!

2024.02.16

 令和4年の8月と言えば、まだコロナ禍の真っ最中です。
 そんな訳で周辺から「コロナ禍でイベントをやっていいの?」みたいな「不安のくすぶり」を感じながらも、五所川原市三好地区においてジャズライブを「本当(マジ)に」開催することになりました。

 ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、「ジャズライブを行うこと」が、私達の目的ではないということです。
 普及指導員や中間支援組織の真の目的は、
①集められた住民が主人公となって、結束力を高めること
②三好地区において、地域おこしに向けた活動がスタートしたことを地域住民に伝えることなのです。

 さらに、面白い仕掛けがあります。
 実は、イベント開催に向け座談会に集まってくれた「意識の高い住民」の皆さんと普及指導員の間では、密約を交わしていたのです。それは・・・


「一見、ジャズライブをやると見せかけて地域の住民を集め、そのまま座談会に誘導する(ひきずりこむ)こと」です。


 と言っても、
「少子高齢化対策に向け座談会で議論したいので、参加してください!」と言った真正面からの誘い方はしません。

 ここは、
「わざわざ三好地区で演奏してくれたジャズオーケストラに、皆さんから労いの言葉をかけてもらえませんか。演奏が終わったらコミュニティセンターで、楽器の片付けをするので、皆さんも一緒にセンターへ入ってもらえませんか。」

 ・・・そうやって地域住民を誘うことを、私達は、固く、堅く、硬く約束しました。


 そんな訳で、写真でご紹介しましょう。


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<会場準備のための草刈>

 基本的に、普及指導員がやるのではなく、住民がみんなでやります。達成感を一緒に味わうためです。
 当然、地元農家の方が、私よりも草刈の手際が良いです。


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<ジャズオーケストラの演奏>

 8月21日、いよいよ演奏当日!
 しばらくコロナ禍での行動制限がかかっていたので、久しぶりに体をスイングすれば、スカッとします。


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<三好地区住民協議会会長からの挨拶>

 このイベントをやることになった経緯を会長から説明。
「行動制限が続く中ですが、やはり地域住民が交流する場が、私は必要だと思うのです!今日は集まってくれて本当にありがとう!」
 拍手!拍手!


・・・私は、この時、あることを思い出していました。
 「会長!あなたは、コロナから住民を守るためと、最後まで開催に反対してませんでしたか!?真面目に怒ってましたよね!?」・・・今は良き思い出(´∀`*)


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<マスクこそしていますが、会場の皆さん、大盛り上がり!>


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<消防団から地元の若手も参加!>


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<平均年齢が一気に下がった座談会>


 地域おこしのための集まりであることは最後まで明かしませんでしたが、「三好地区で何かが動き出している」そう皆さんは、感じたみたいです。

 ちなみに中央で立ち上がって自己紹介する地元の青年は、この1年後、三好地区のために多大なる貢献をするのです。
 ただこの時、まだ誰もその大きな変化の胎動に気づいていませんでした。

 この日は、玉のような汗が噴き出す真夏の暑い日でしたね。
 でもこの日を境に、急速に県(普及指導員)とNPO、住民間のワダカマリが解けて流れたのです。


 ということで、普及指導員としては一つ目の壁は越えたな~というぐらいの思いでしたが、「地域おこし」という転がり始めた大きな石は、この後、急激に加速していくのです。


To be considered.


※肖像権保護のため、写真は画像処理をしております。

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