大分県
塩崎洋一
塩崎洋一
昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興で普及活動の第二幕、北部振興局で普及活動第三幕を終えた矢先、北部からさらなる要請があって第4幕が上がった。なかなか自分のやりたいことに集中できない、でも断れないジレンマを抱えながら、それでも全力で普及員をやる気持ちです。
2021.01.12
法人化の相談で訪問した農家さんの庭先で大豆の話になったところ、お父さんが"きなこ"の話を始めた。
「道の駅で売りよるんじゃけど、うちのこれじゃねえといけん、ち言うしがおっち、やめてぇんじゃけど、作っち出しよるんじゃ」
(道の駅で売ってるのだけど、わが家のこれでないとだめだ、と言う人がいて、もうやめたいのだけど、作って出しているんだ)
で、案内されて作業場に行ったところ、自作のきなこマシンが登場した。
以前は手回しだったものに、ゆっくり回転するモーターを付けて、煎っているとのこと。
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もともとは機械関係の技術屋だったお父さんの手製マシン。「すげぇ」の一言・・・・
実際に食べてみたら、おいしい。ホットミルクに大さじいっぱい混ぜて、きなこミルクが一番だと思います。普通のきなこに比べて濃く、甘みもはっきり。素人の私でも違いがわかるほどです。
2021.01. 8
担当する後継者組織の経営研修がありました。
この日の研修は、ドリームファーマーズJAPANの宮田社長と安部副社長を招き、経営継承や法人化、将来生き残るためにどうするかなど、若手にヒットする内容。メンバーから新たに加入を希望する農業者にも声がけし、『加入希望』を『加入申し込み』へ誘導する取り組みでもありました。
一昨年末に6人まで落ち込んだメンバーが、昨年は9人と150%増加。研修後には、数名の新規会員が獲得できたようです。
農業青年組織の加入率が低下しているのはわが県だけかもしれませんが、漫然とした閉塞状況の中において、依怙贔屓による一点突破で、県下に比類なき活気を見せている彼らです。
経営研修会の前段では、市長を招き、プロジェクト活動の紹介などを交えて行政懇談会を行いました。
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宮田社長の超リアルな体験談が炸裂し、めでたく新規会員も獲得できました
※ちなみに、この研修の前座は、私の経営研修でした。
2021.01. 6
2020.10.30
毎年恒例の簿記講座が開講しました。全12回、みっちり手書きの簿記講座です。
所内には参加者名簿を供覧し、各部門担当者には「現地で会った時には、励ましてください」と連携を取りながら、「質問は各部門で対応」と、負荷もかけます。
管内には、主な品目のピーマンと夏秋トマトで就農学校が設置されています。ピーマンはB市、トマトはT市になりますが、両市の共同開催なので、それぞれから参加があります。
普及としては、いつものように「若手必修」のかけ声の中、今年のルーキーSくんとIくん、久しぶりに普及現場に着任したNさんが受講です。この場を通じて農家さん同士の仲間づくり、普及員と農家さんの関係構築、大切な普及方法OJTもねらいです。
2020.10.19
後継者で肉用牛経営のFくん。社長はお兄さんですが、この日は、肥育を始めた弟さんとの場面です。
昨年、このFくんが、子牛市場でセリ値が安かった雌牛を持ち帰り、私が配合割合を作った餌(『技術と普及』2013年10月号で紹介)で肥育したところ、500kgを超える枝肉でA5等級の成績となりました。
これをきっかけに肥育頭数を増やし、通常の肥育や婆牛(ばばうし)の肥育等いろいろとやって、出荷実績を積み重ねて行きつつあります。2年後には肥育の県共進会に出品したいとのこと。
ならばと、当方の若手の勉強も兼ねて、枝肉の具合を見ようということになりました。餌のやり方や管理の仕方もあわせて、いろいろなやりとりを。これまた、OJTです。