普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
   普及指導員とは・・・こちら

RSS

大分県
塩崎洋一

海が違う

2025.10.27

 実はこの日、プライベートで南部振興局時代の某所へ出向きました。イチゴ農家さんを中心に、集会所で簿記作業会をやったあたりです。

 その時は気づかなかったのですが、集会所からちょっと歩いたところでこの風景です。


blog_shiosaki192_1.jpg


 「海が違う」というのは、現在の勤務地は海辺があっても大分県北部の遠浅地帯です。一方、こちらは県南部のリアス式海岸地帯。
 昔聞いた話ですが、山と海の関係で、遠浅になるか否かだそうです。海に迫る山の形の違いです。私の自宅がある臼杵市も県南部でリアス式海岸エリアになりますが、この写真のように、山際が海に迫ってはないので、潮干狩りができる浜辺があります。そんな違いです。


 普及指導員として県内を異動しますが、行政職員としては様々な地域の情報を蓄積していくと良い、そう感じることがあります。
 こんな風景がある、その場に行ったことがなければ、その価値には気づかない。
 金をかけて何かを作らなければならないのが仕事、それが関わる者の価値観だとすれば、こんな風景の価値、といっても関係のないことになりますね。

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興で普及活動の第二幕、北部振興局で普及活動第三幕を終えた矢先、北部からさらなる要請があって第4幕が上がった。なかなか自分のやりたいことに集中できない、でも断れないジレンマを抱えながら、それでも全力で普及員をやる気持ちです。

上へ戻る

カレンダー

loading ...

みんなの農業広場に戻る

アーカイブ