第二幕を引き継いで
2024.12.25
この日は、県内の各普及現場での事例発表会でした。
ひさしぶりに参加したのですが、感想はともかく、何人かの後輩から声をかけてもらって、発表を聞くよりも、来て良かった、うれしかったというのが本音です。
さて、一昨年に勤務した中部振興局での普及活動 第二幕で、Kさんと一緒にてこ入れしていた農場への対応、その後Aくんがやってくれていましたが、その経過を通じての発表でした。
「そうだ、この点だぜ」と思ったのが、農場で何をしたかと言うよりも、普及として、活動対象をどのように捉えて、産地としての将来像を描く中で、そこに向かってメリハリのある活動を展開する、本当に支援が必要な経営体に集中していく、といったことをハッキリと言ってくれたことでした。
壇上で堂々と発表するAくん、こうした普及手法を貫いて欲しいと願うばかりです
さまざまな環境要因が変化する中で、こうした戦略的な考え方は大切です。これを間違うと、何かの沼にはまってしまい、普及活動の成果といいますか、目的に対する効果が見えにくくなるのです。
話を聞いていて、私自身、自分のやってきたことは、やっぱり間違ってはいなかった、と思いました。