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大分県
塩崎洋一

第二幕を引き継いで

2024.12.25

 この日は、県内の各普及現場での事例発表会でした。
 ひさしぶりに参加したのですが、感想はともかく、何人かの後輩から声をかけてもらって、発表を聞くよりも、来て良かった、うれしかったというのが本音です。

 さて、一昨年に勤務した中部振興局での普及活動 第二幕で、Kさんと一緒にてこ入れしていた農場への対応、その後Aくんがやってくれていましたが、その経過を通じての発表でした。


 「そうだ、この点だぜ」と思ったのが、農場で何をしたかと言うよりも、普及として、活動対象をどのように捉えて、産地としての将来像を描く中で、そこに向かってメリハリのある活動を展開する、本当に支援が必要な経営体に集中していく、といったことをハッキリと言ってくれたことでした。


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壇上で堂々と発表するAくん、こうした普及手法を貫いて欲しいと願うばかりです


 さまざまな環境要因が変化する中で、こうした戦略的な考え方は大切です。これを間違うと、何かの沼にはまってしまい、普及活動の成果といいますか、目的に対する効果が見えにくくなるのです。
 話を聞いていて、私自身、自分のやってきたことは、やっぱり間違ってはいなかった、と思いました。

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。そして第二幕を終えて、自社で色々やっていたところ、北部振興局の要請によって、普及活動の第三幕を上げることとなった。臼杵市在住。

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