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大分県
塩崎洋一

拘束される作業から解放

2024.12.17

 酪農家さんは、365日、毎日欠かさず乳搾りをしなければなりません。肉用牛農家さんにそれはないですし、放牧であればやり方によっては毎日飼料給与しなくても何とかなります。もちろん、飼槽に入れての餌やり、という意味です。


 水だけは必ず毎日給水してあげる方が良いのですが、そこに作業量は異なりますが、酪農家さんの乳搾り同様の拘束性があります。
 しかも、ウオーターカップや大きな水槽があって、水がいつもあるのならともかく、ここは景色は最高ですが、水がありません。毎日、何度も水桶に入れてやる作業があります。

 そこで、1日に何度も給水作業をしなくて良いように、普及活動第2幕でやったような細工をすることにしました。
 作業時間は2時間ちょっと。これで拘束時間が激減するなら安いものです。


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メインのタンクをセットするOさん。遠くは周防灘、景色は最高です


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黙々と作業する、Nさん


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完成。前回、中部振興局管内では、大きな樽を使って、パドックの内と外でしたが、今回は2パドックの飼槽横に、枝分けしてそれぞれ設置です

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。そして第二幕を終えて、自社で色々やっていたところ、北部振興局の要請によって、普及活動の第三幕を上げることとなった。臼杵市在住。

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