農業技術者協議会
2014.08.14
管内のJA、市、農業共済や県関係の担当者等で組織する協議会の総会が開催されました。
作物、野菜、果樹、花き、畜産の各部門ごとに部会があります。各部の部会長はJAさん、事務局は市と普及で受け持っています。しかしながら、この市町村やJA、普及も一緒になっての技術者協議会、最近では組織化されていないところが多いようです。
予算の都合もあるのでしょうが、背景には普及活動の効率化など、組織的な都合に起因する理由も見え隠れしています。
私が普及員になった四半世紀を超える以前(管轄は別のところでしたが)、当然その頃は平成の市町村合併がされる前、JAも広域合併がされる以前で、各市町村に農協がありました。
それぞれの市町村農協から参加するので、一つの部会だけでも20数名を超える人員でした。当時私の管内では、普及が事務局を一手に引き受け、部会長をJAなどが受け持っていたように記憶しています。
ところで、新人普及員がぶつかる壁の一つに、関係機関との連携があります。管内の市町村やJAの担当者や部課長さん方と連携をとる、業務の内容によっては、新人でも先方の部課長さん方と直接やりとりを交わす場面も出てきます。
そうした関係機関との連携を訓練する最高の場面が、こうした関係機関による集まりの場です。
この組織での会合は、いつの時も二部構成になっています。当然、第二部の準備に走り回るのが新人の重要な業務であったことは言うまでもありません。
きっと古今東西、こうして、関係機関の皆さんと意思の疎通がなされていることと思います。