普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
   普及指導員とは・・・こちら

RSS

◆2025年11月

大分県
塩崎洋一

新商品開発に向けて

2025.11.27

 この日は、管内の養豚農家さんのところで、地元の商工会や加工のアドバイザーさんが集まり、加工品の検討会がありました。
 会場は、町内で居抜きで借りてやっている、惣菜ショップの楽屋裏です。店が休みなので、営業中ののぼりは、出ていません。
 何をどのように加工するかは秘密ですが、この検討会、実は2回目です。1回目はアドバイザーの先生とうちの事務所の若手などを集めての試食会。その後、あの手この手でさらなる試作をしてからの、第2回目でした。


blog_shiosaki194_1.jpg
「これはこうしてやってみた」「こっちはこんなやり方です」などなど。アドバイザーの先生からは、様々な意見が飛び出します。商工会の担当の方は、次に繋げるために、記録に余念がありません

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興で普及活動の第二幕、北部振興局で普及活動第三幕を終えた矢先、北部からさらなる要請があって第4幕が上がった。なかなか自分のやりたいことに集中できない、でも断れないジレンマを抱えながら、それでも全力で普及員をやる気持ちです。

島根県
長妻武宏

雲南農業士研修会

2025.11.18

 雲南地域3市町の農業士研修会を開催しました。
 農業士は、さまざまな作物を生産している関係で、顔を合わせる機会があっても、作物が違うと農場まで行くことはないという状況です。雲南農業士会は、年1回研修会を実施し、3市町順番に農業士の農場を訪問する機会を作っています。今年は、雲南市の農業士が経営する(株)熟豊ファームで開催しました。


 JA会議室での研修会では、熟豊ファームを始めたきっかけやコロナ下での苦労、海外での販売などの経営努力、担い手の育成など、様々な話を聞くことができました。
 農場案内では、「サステナブル和牛熟」ブランドの核となる食品ロスを使ったTMRや、耕畜連携の説明などを聞くことができました。


blog_nagatsuma90_1.jpg
研修会


blog_nagatsuma90_2.jpg
農場でTMR材料を説明


 農業士という、3市町内では比較的大規模な農家の集まりですが、輸出を考えた生産は行っていないので、新鮮な取り組みについて知ることができたと思います。自分自身、輸出を意識した技術指導は行ったことがなかったので、意識向上につながったと思いました。
 参加した農業士の一人は、「数字をきっちり出して経営に生かしているのはすごい」「自分も数字をしっかり押さえながら経営をしなければいけない」などと言っておられました。
 次年度は、飯南町の農業士農場訪問の予定です。


▼熟豊ファーム - 島根県のサステナブル和牛を販売する専門農場 ホームぺージ

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員になりたいと思っています。

blog_hukyu_katano_f.jpg 秋田県
片野英樹

第148秋田県種苗交換内に参加して

2025.11.14

 秋田県水田総合利用課の片野です。晩夏から一気に晩秋になり、雪の気配が感じられる季節になりました。あっという間に11月となり、来年度の事業策定に向けて目を三角にして頑張っています。


 毎年、10月下旬から5日間にわたって、秋田県農業の祭典「秋田県種苗交換会」が開催されます。今年は県南の湯沢市で開催され、148回目となりました。期間中は様々なイベントがあり、私は2日にわたり参加しました。


blog_katano19-1.jpg
出品展示場のオブジェ


blog_katano19-2.jpg
株稲の出品物


 1日目は、JA全農あきたのブースでお米に関する質問に対応しました。真摯に説明しましたが、最後に「オレ、〇〇県(他県)の農家だけどな、ワハハ」と言われて、がっくりすることもありました。会場には、昔お世話になった多くの農家が顔を出してくれて、今年の作柄や品質について意見交換して過ごしましたが、展示会場は老体に染みるほどの寒さでした。


 問題は2日目です。交換会のメイン行事である談話会に登壇しなければなりませんでした。テーマは「秋田米の生産拡大に向けた取り組みについて~生産現場における増産の課題と対応~」と題し、生産者やJAグループ、県行政の会員(なぜか登壇者は会員と呼ばれる)と意見交換をしました。
 談話時間は、9時半から15時までの長丁場です。打合せの時に配布資料を見て、時間はミスプリントと思いましたが、間違ってはいませんでした。増産の課題と対応でしたので、培った普及指導員の知識をフル投入して、なめらかに一番長くしゃべったと自負しております。


 翌日の新聞を見たところ、主役である生産者はばっちり載っていましたが、私は、極良食味米「サキホコレ」のミニのぼりに隠されて写っていませんでしたし、発言内容も一切掲載されていませんでした。こんなもんですよね!
 いい経験をさせてもらいました。

片野英樹

秋⽥県で平成4年度採⽤から普及指導員ほぼ⼀筋で32年経ちました。主に⽔稲‧⼤⾖担当でしたが、⼀時期集落営農や法⼈育成にも携わりました。現在は県庁内で水田農業の全般的な推進と普及職員の育成支援に取り組んでいます。

大分県
塩崎洋一

こんな違いがある!!

2025.11. 5

 とある売上数億円の経営体の会長さんから、牛の餌の件で問い合わせがありました。
 この牧場は私が広域普及員時代に御縁があって、配合飼料の配合割合を見直したことがありました。
 飼料はA社B社の2社から購入していましたが、要はコスト削減のため、また、長年の取引の都合からとのことでした。どちらも配合を指示できることから、当時、私が別途取り組んでいた普及活動(※)を参考に、配合を見直しました。広域普及員から異動してしばらくたってから、大阪の枝肉共励会で良い成績が出たとの連絡も、いただいていたところでした。

  『大分県和牛肥育産地再編に向けた普及活動』(月刊誌『技術と普及』2013年10月号)


 そして、色々な事情があって、今回また、見直しをおこなうこととなりました。AB各社にお願いしましたが、牧場に供給されるようになったある日、ふと気になって調べたところ、「ああ、こんなに違うのか」ということに気づきました。


blog_shiosaki193_1.jpg blog_shiosaki193_2.jpg
トウモロコシ圧ペン。A社(左)とB社(右)。一目瞭然・・・・


 詳しくは省きますが、要は、配合飼料に使われている材料の違いです。同じトウモロコシ圧ペンでも、粒ぞろいや圧ペン処理後の厚さが違うのです。SくんやOくんに、実験室で拾い出しをやってもらいましたが、「やっぱり」という感じでした。
 この違いが技術的にどうなるのかなどは、またいつかの機会に紹介します。

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興で普及活動の第二幕、北部振興局で普及活動第三幕を終えた矢先、北部からさらなる要請があって第4幕が上がった。なかなか自分のやりたいことに集中できない、でも断れないジレンマを抱えながら、それでも全力で普及員をやる気持ちです。

1

上へ戻る

カレンダー

loading ...

みんなの農業広場に戻る

アーカイブ