普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
   普及指導員とは・・・こちら

RSS

◆2025年10月

大分県
塩崎洋一

海が違う

2025.10.27

 実はこの日、プライベートで南部振興局時代の某所へ出向きました。イチゴ農家さんを中心に、集会所で簿記作業会をやったあたりです。

 その時は気づかなかったのですが、集会所からちょっと歩いたところでこの風景です。


blog_shiosaki192_1.jpg


 「海が違う」というのは、現在の勤務地は海辺があっても大分県北部の遠浅地帯です。一方、こちらは県南部のリアス式海岸地帯。
 昔聞いた話ですが、山と海の関係で、遠浅になるか否かだそうです。海に迫る山の形の違いです。私の自宅がある臼杵市も県南部でリアス式海岸エリアになりますが、この写真のように、山際が海に迫ってはないので、潮干狩りができる浜辺があります。そんな違いです。


 普及指導員として県内を異動しますが、行政職員としては様々な地域の情報を蓄積していくと良い、そう感じることがあります。
 こんな風景がある、その場に行ったことがなければ、その価値には気づかない。
 金をかけて何かを作らなければならないのが仕事、それが関わる者の価値観だとすれば、こんな風景の価値、といっても関係のないことになりますね。

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興で普及活動の第二幕、北部振興局で普及活動第三幕を終えた矢先、北部からさらなる要請があって第4幕が上がった。なかなか自分のやりたいことに集中できない、でも断れないジレンマを抱えながら、それでも全力で普及員をやる気持ちです。

島根県
長妻武宏

和牛の体型審査勉強会

2025.10.22

 奥出雲町阿井地区の子牛共進会にあわせて、地元の児童を対象として、和牛体型審査の勉強会をしました。
 勉強会では、一人一人にスケッチブックとサインペンを渡して、身近な動物を描いてもらいました。
 次に、頭の中に浮かぶ牛を描いてもらいました。阿井地区の児童は、和牛を比較的馴染みのある動物としてとらえている感じでした。


 座学では、ホワイトボードに牛の体、顔、足、爪(蹄)の絵を描いて、体のつくりやよい牛の形を説明した後、最後にもう一度牛の絵を描いてもらい、最初に描いた牛と見比べることで、学びの定着を図りました。


blog_nagatsuma89_1.jpg


 次に子牛の共進会会場へ移動して、実際に牛を見て順位決する実地審査をしてもらいました。


blog_nagatsuma89_2.jpg


 結果発表で、児童が1番に選んだ子牛と当日共進会で1番になったが一致したときは、内心ホッとしました。
 この経験は、和牛をさらに身近な存在として感じてもらう、良い機会となったと思います。

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員になりたいと思っています。

大分県
塩崎洋一

自撮り初挑戦

2025.10.20

 この日は、作業性の悪い牛舎の改善実証です。この農家さんは、以前、牛さんが飲む水運びの時間と手間を省く仕掛けを作ったところです。
 このような作業、「普及活動か?」と言われれば、色々な意見があるかと思いますが、時々にお伝えするとおり、農家さんが困っていれば、そしてその場に行き会わせて、こちらにスキルがあるなら、やれることはやって、経営改善に繋げていただこうということです。


 移住してきて新規就農。放牧は良いのですが、農作業そのものを観ると、やはり経験値のなさ故か、どうしても現状からの改善が難しいところ。経験がない故に、それが当たり前かと思い、そのまま続いているのです。

 そこで、パドック内の柵を可動式に改善して、ボロ出しや牛の移動が簡単になるようにすることとしました。
 柵のパイプをカットして、柱とのジョイントを自在クランプに変更。また、パドックの縦と横で柱の間隔が違うので、パイプの中に少し細めのパイプを差し込んで、スライドできるようにしました。全部、ホームセンターで買えるモノだけで作ります。


 ということで、この日は一人作業だったので、自撮りに初挑戦でした。


blog_shiosaki191_1.jpg
左手でパイプをカットしながら、右手でスマホ。切り口を見ながら、スマホ見ながら・・・・


blog_shiosaki191_2.jpg
こうやって、柵を開けることができれば、機械の出入りも牛の移動も、楽です。当然ながら、作業時間は短縮。私達が体重を量るのも時短です

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興で普及活動の第二幕、北部振興局で普及活動第三幕を終えた矢先、北部からさらなる要請があって第4幕が上がった。なかなか自分のやりたいことに集中できない、でも断れないジレンマを抱えながら、それでも全力で普及員をやる気持ちです。

島根県
長妻武宏

GEAR FARM 星のぶどう園での学習会

2025.10.17

 雲南市内の星のぶどう園に、地元の小学3年生40人が学習にやってきました。
 ブドウ園の星野青年農業士からぶどうの生育などの説明を受けた後、シャインマスカットの幹や枝葉を触ったり、持ってきた画用紙に絵をかいたりと、ふだん食べているブドウの果実だけでなく、ブドウの樹木全体についても学習できたと思います。


blog_nagatsuma88_1.jpg
ぶどう学習会の様子


 試食も少しあって、「おいしい」「もっと食べたい」などの声が聞かれました。
 学校のすぐ近くでおいしいぶどうが生産されていることを知ってもらえたことは、地域学習の一環として、よかったと思います。


 ほかにも、管内には、様々な農産物や畜産物に関係する農業士さんがおられます。
 収穫の秋には、農業士の活動として、地域の学校や幼稚園と連携した稲作の体験や学習会などの校外学習、農大生の研修受け入れによる担い手育成など、農業の現場と直結した活動に取り組まれています。
 

blog_nagatsuma88_2.jpg
稲刈り体験

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員になりたいと思っています。

blog_hukyu_enokida_f.jpg 北海道
榎田純子

根室で普及活動中間検討会を開催

2025.10. 2


 北海道では、普及センターに地域係を配置しており、地域係ごとに普及活動計画をたて普及活動を展開しています。
 9月10日に、根室農業改良普及センター普及活動中間検討会を開催しました。


 前半は、現地研修会として根室市和田地区の牧場を視察研修し、農業者の声を聞きました。高校生である息子の「酪農を継ぎたい」という意向をうけ、働きやすい環境作りを目指し、計画的な施設投資が行われていました。また、地域の牽引役として、コントラクタ事業を開始し、地域農業を持続させようという思いを語っていただきました。


blog_enokida6-1.jpg
現地研修会で農業者の声を聞く


 後半は、令和7年度重点課題の3課題「草、牛、人から地域がつながるゆとりある酪農の創出(対象地域 根室市和田地域)」、「持続可能な生産基盤の確立による酪農生産力の強化(対象地域 別海町上春別中部地域)」、「TMRセンターの課題解決による地域生産力の維持・向上(対象地域 中標津町開陽地域)」について、報告・検討を行いました。
 本年度(令和7年度)は5カ年で計画している普及活動計画の最終年度です。5年間、普及活動を展開してきて到達目標には達したか、農業者はどう変化したか、地域への波及はどうだったかが報告・検討されました。


blog_enokida6-2.jpg
普及職員で地域課題について検討する


 その後、令和8年度以降に解決が必要な地域課題について、全体討議を行いました。地域にどんな課題があり、課題解決にはどんな普及活動が求められているか検討しました。
 「豊かな大地を次世代へ未来へつなぐ根室の農業」が、根室農業改良普及センターのキャッチフレーズです。未来に向かって、本日も普及活動を展開中です。 

榎田純子

平成10年に北海道庁に普及職員として入庁し勤続26年、昨年(令和6年)50歳になりました榎田純子と申します。現在は、北海道の東、酪農王国別海町にあります根室農業改良普及センターに主任普及指導員(農業革新支援専門員)として勤務しています。こちらのブログで、北海道の農業・農村で働く普及の仕事について紹介していきます。どうぞ、よろしくお願い致します。

1

上へ戻る

カレンダー

loading ...

みんなの農業広場に戻る

アーカイブ