鼻ぐりで動かす
2025.07.31
自分が新入りの頃、和牛を調教して碁盤の上に乗せる、という話を聞いたことがありました。写真も見た記憶がありますが、引き綱一本で牛を操るわけです。
乳牛は鼻ぐりを付けず、頭絡で行きますが、これは牛の顎の横の急所を決めて歩かせたりします。乳牛のコンテストなどを見ると、和牛との違いがわかります。
で、この日、定例の体側日で、K広域、ヘルプで来てくれたSさん、ルーキーのOくんの3人、なかなか牛さんが動きません。
こうした現場では、彼らに引き綱を長めに持たせて牛を先に歩かせると、もしかして牛が走り出して、大変になると思い、鼻ぐりを直接持って引け、ということです。
あまりに動かないので、「鼻ぐりをこげぇ持っち、こげな感じでやるんじゃ」と教えますが、牛の方が賢いのか、動きません。
3人がかりでも動きませんが、こっちが鼻ぐりを持ってやると、後ろ足に手を添えるくらいで、体重計に乗ってしまうのです。
