意外と使えるかも知れないテクニック
2024.08. 9
前回のブログに書いたとおり、モデル集落の運営指導は県が委託した中間支援組織に任せて、普及指導員は「一歩引いて」モデル集落の活動を見守っています(私的には、ちょっと寂しい)。
それでもモデル集落「三好をあじあう会」のグループLINEを見ると、せっせと廃材等を利用して、住民らが農産物等の販売拠点を作っているのがわかります。
なんと畳を剥がして、基礎から直しているのですね。スゴイ。
普及活動をしている私が、「中間支援組織が期待するような活動をしない」「地域住民が少しも動かない」等々の悩みを抱えるのではなく、中間支援組織の協力のもと、モデル集落住民が自ら地域づくりを進めている・・・、そう考えれば、まさに普及が狙ったように動いているのかも知れません。
・・・私の気持ちが、少しだけ、さっぱりしました。
さて、話は変わりますが、先日、私が職場の同僚に「思いがけないところから、協力者を連れてくる方法」という話題を披露したところ、意外とウケました。
せっかくですので、この場でも紹介したいと思います。
<個人経営のお店に商機あり>
ただならぬ「地域おこし力」を持った中間支援組織、NPOジャズネットワークを見つけた時もインターネットだけで探した訳ではありません。
私の知っている限りの人物に隈無く「○○のような人を探しています! 紹介してもらえませんか!?」と、連絡をとっております。
もちろん単にメールや電話だけでは色好い返事は期待できないので、週末には個人経営のレストランや、喫茶店も転々と回っておりました。というのは、個人経営のレストラン、喫茶店では、愚痴も含めて常連客がマスターに色んな情報を伝えていることが多く、知らぬ間にお店は情報のたまり場になっているのです。
今回のNPOジャズネットワークを紹介してくれたのは、弘前市にあるレストランのマスターで、マスターを介して連絡を取ったので、相手に警戒されることもなく容易に会うことができました。
今回に限らず、鮮度の良い情報を得るために、私は普段から彼方此方(あちこち)のお店に顔を出しております。特に個人経営のお店のマスターと懇意になることは、100T(テラバイト)のWebサーバーを手に入れることに匹敵します。
だから、週末に私が喫茶店で何杯もコーヒーを飲んでいるのは、暇だからという訳ではありません。そんなお店ではNPOだけでなく、切り絵職人、作家、大学の先生、売れないミュージシャン等々、色々な人に出会えるのです。
今回は、いつもとはちょっと違った感じに書いてみましたが、多少でもお役に立てたでしょうか。
今回のブログの評判が良かったら、他にも使えそうなテクニックを紹介したいと思います。全国農業改良普及支援協会を通して、御連絡くださいね。ネタはたくさんありますよ。m(_"_)m