普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2020年9月

blog_hukyu_inoued_f.jpg 佐賀県
井上大輔

未来の4Hクラブ員確保に向けて

2020.09. 4

 8月20日(木)に藤津地区農村青少年クラブ(4Hクラブ)と新規就農者の交流会を開催しました。
 4Hクラブでは、20~30代の若手農家が中心となって組織され、農業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動を中心に、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活動を行っています。

 現在、藤津地区農村青少年クラブは鹿島市、嬉野市、太良町の若手農家15名で構成されており、ミカンやキュウリ、アスパラ、酪農、茶など経営品目は多様化しています。
 今回の交流会は、新規就農者に4Hクラブの活動について理解してもらい、4Hクラブに入会して経営発展を目指してほしいという思いで開催しました。


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現地研修での記念写真(アスパラハウスにて)


 交流会では、ブランド化したアスパラガスを日本全国で販売している事例や、地域のミカンブランドの再興に寄与した事例、農産物をチーズやミカンジュースに加工して販売額を伸ばしている事例など、クラブ員から紹介してもらいました。日々の農作業では学ぶことができないことを学べる場として、4Hクラブを活用してほしいことを強調して交流会を終了しました。
 参加した新規就農者全員から入会希望を確認でき、事務局としてはうれしい限りです。


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左 :交流会でプロジェクト活動の紹介をするクラブ員
右 :クラブ員のミカンジュース。おいしくいただきました


井上大輔

佐賀県杵藤農林事務所藤津農業改良普及センターの井上です。普及員5年目の新米経営担当です(4年間は畜産担当でした)。よろしくお願いします。

岩手県
菅野千聖

業務内容を紹介します! ヤマブドウ編①

2020.09. 1

 こんにちは! 岩手県久慈農業改良普及センターの菅野(かんの)です。第3回は私の担当業務の一つでもあるヤマブドウについてご紹介します!


 ヤマブドウは日本古来の野生ぶどうで、岩手県が栽培面積も出荷量も日本一です! その中でも、久慈管内が岩手県の栽培面積の40%以上を占めています。
 酸味が多く独特の渋みもあるため、加工して利用されることが多く、久慈地方ではジュースやジャム、ワインなどに加工されています。ポリフェノールやカルシウム、鉄などの栄養価が多く含まれているのも特徴です。


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左 :今年は豊作!?
右 :久慈管内のヤマブドウワイン


 久慈農業改良普及センターでは、ヤマブドウの生産拡大に向け、栽培技術研修会の開催をはじめ、単収向上を目的とした優良系統の普及拡大や、中長梢せん定といった高位安定生産技術の導入などに取り組んでいます。


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栽培技術研修会の様子


 ヤマブドウの収穫は10月頃が最盛期となります。今年は開花期が好天だったので結実が良く、豊作の見込みです。収穫前の管理の徹底に向けて、継続して支援していきます!

菅野千聖

岩手県一関農業改良普及センター産地育成課の菅野千聖(かんのちさと)と申します。
産地育成課で小ぎくやりんどうといった花の担当をしております。県職員歴は11年目、普及員としては8年目となりました。
本県の農業の現状や一関地方の農業の特徴を皆様にわかりやすくお伝えできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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