普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2019年7月

大分県
塩崎洋一

「チームK」始動

2019.07.12

 以前『絆物語』に登場したKさん。昨年は、前半はとても順調だったのですが、猛暑の影響もあって育苗を失敗してしまいました。つまり、今年にかけての生産がほとんどだめでしたので、当然資金繰りが厳しくなりました。


 昨年末頃から担当普及員にサインが来ていましたが、今年に入り、私にもヘルプが来た次第。JAからの追加融資はできないし、どうしたものかと考えた末、地銀に協力を求めたところ、運転資金を用意することができました(詳しくは、また、どこかで)。


 ですが、年間の作業の流れを立て直すことが最重要課題となってきたので、現地検討を定例的にやらねばならない。しかし、私は異動で出て行った立場。そこで、広域普及員に相談したところ、普及指導員の調査研究をグループで取り組もう、となったのです。
 現地の担当も今年が最後かもしれないし、次につなげる良いチャンスと思い、「チームK」を発足させました。


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右から「チームK」の品目担当、経営担当、広域普及員。私が支えながら、経営再建のOJTにもなっています

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

長崎県
内田早耶香

走穂でました!

2019.07. 9

 暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。五島はしばらく雨が続いていましたが、ここ数日は晴れ間がのぞくようになりました。


 さて、本日田んぼを調査したところ、早期水稲の走穂が出ていました。今年の五島の気温は平年と比較して、5月から6月中旬が暑く6月下旬から7月にかけて涼しかったので、いまひとつ出穂時期が読めませんでしたが、平年とほぼ同様の時期で安心しました。


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 しっかり中干をした圃場なので、刈取時のコンバインの重量を気にすることなく、収穫ぎりぎりまで貯水できます。これからたっぷり水を吸収して、収量・品質の良い「五島の米」ができるといいなと思います。

ツイッターで五島の旬な情報を発信中!


内田早耶香

長崎県五島振興局農業振興普及課の内田です。普及員5年目の農産担当(水稲、麦、大豆、かんしょ等)です。農家さんのお役に立てることを夢見て、日々現場に出ています。

佐賀県
平野稔邦

農福連携による労力支援活動の展開を加速!!

2019.07. 1

 当地区では、NPO法人の福祉ネットや市町、行政、JAが協力して、農福連携による労力支援の取組を行っています。
 山間部のホウレンソウ栽培に始まり、みかん選果場でのデコポンのセンサー選果、堆肥袋の回収作業と進めてきました。その後の展開状況について報告します。


 予定していたみかんの剪定枝の集積作業も契約が成立し、作業も無事終了しましたが、果樹関係では時期的にも農福連携に向く作業が見当たらなかったことから、野菜や花の部門で取り組みを検討してみました。

 その結果、タマネギの葉切り、根切り作業で人手が足りず困っているとか、ほおずきの芽かき作業はできないか? と、現場からの要請や担当者からの提案がありました。これを受けて、福祉事業所の利用者が作業可能かどうか、作業精度に問題はないかを把握するために、作業の体験会を開催しました。実際に体験してもらうことで、利用者サイドの問題点の掘り起こしや、農業者も利用者の作業状況の把握と理解が深まってきます。


 まず取り組んだ、ほおずきの芽かき作業の体験会では、作業内容を分かりやすく図示したパンフレットを用いながら説明をした後に、実際の作業に取りかかりました。
 始めは不安げに脇芽を探って芽かきをしていましたが、しばらくすると慣れてきたのか、かなりスムーズな作業をする利用者も見受けられました。


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左 :ほおずきの芽かき作業方法を指示 / 右 :担当者が付添って指導


 また、タマネギの葉切り、根切り作業も体験会を開催しました。
 葉を切る位置等の簡単な作業内容を説明して始めましたが、経験者もいたため、予定していた量を計画通りに実施できました。ただ、両作業ともに作業の終盤であり、今年度での契約につながるかは難しいと思われますが、次年度の作業化開始時期に農業者から要請があれば、的確に対応できる準備ができたと考えています。


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タマネギの葉切り、根切り作業の体験会


 今後も関係機関の連携のもとに、部門を問わず、農福連携に向く作業を探していきます。それらを組合せて年間を通した作業体系にすることで、福祉事業所の安定的な就労体系の構築にもつながると思います。
 これらの取組が、農業部門の労働力不足解消と福祉事業所の就労支援という、双方にとって嬉しい状態になることを期待しています。

平野稔邦

佐賀県佐城農業改良普及センターで果樹を担当しています。佐賀県ではテレワーク推進の一環で普及指導員は、一人一台のタブレット端末を持ち日々の普及活動に活かしています。タブレットを活用した普及活動を中心に、産地の動き等を紹介します。

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