普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2019年5月


塩崎洋一

典型的な中山間地域ですが・・・・

2019.05.27

 ご案内のとおり、当管内は大分県南部で、熊本・宮崎に隣接する典型的な中山間地域です。しかも九州の真ん中、主な幹線道路にも「中九州道」という名称があるほどです。

 一方で私の育った実家は、同じ県内でも豊後水道沿岸部。海があるし、自分勝手ですが、狭いながらも平野部のイメージがあるのです。そんな両者を思いながらですが、やっぱり広大な平野、しかも農地となれば、何度か行った北海道や、人生で最初で最後、一回だけ行ったアメリカ北西部の小麦畑を連想します。


 ですが、中山間地域にもそんな風景があったのです。
 ある時に気がついたのですが、管内の大野川という河川流域。ジオパークの認定を受けたところでもありますが、この周辺地形にミソがありました。

 通常車で移動する幹線道路、それも昔からの県道や旧国道は、河川の流域や谷間に沿っているのが多いのです。人の住んでいるエリアが河川流域に集まっているので当然かもしれませんが、逆に広大な畑作地帯が様々な農業施策の流れの中で、周辺の台地、高台に作られてきたのです。
 つまり、普及員という仕事をしてなければ、私はたぶん、こんな風景には出会っていない、普段の生活ではこんな場所に来ることはないからです。


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麦とスイートコーン。一瞬「北海道!!」と感じるのですが、背景の山々と高圧線の鉄塔が、九州だと思わせるところです。実は、隣り合わせの畑なのです

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

大分県
塩崎洋一

ニューフェイス・・・・親子鷹

2019.05. 9

 新年度開始、また今年も新たな顔ぶれが加わりました。この日一緒に巡回したW君もそのひとり。当所は二回目の着任ですが、担当が変わったので早速巡回に出ました。先般紹介した、V字回復に向けてのH農場にて、ピーマン圃場に同行した次第。


 ところでWくん、道中色々と話していると、以前一緒に仕事をした先輩の息子さんでした。「親父が普及員だと、なんだかいつも授業参観されてるみたいで・・・」とのこと。父は花の普及員で自分は野菜なんで、いくらかマシですが・・・、とつぶやいていました。
 こちらは親子鷹をうらやましく思いますが、本人の気持ちは色々とあるようです。


 かく言う私の父親は肥育農家でしたが、ある日、初めての巡回先で名刺を出そうとしたところ、相手の農家の親父さんが突然、「ちょっと待て。お前、塩崎くんだろうが、親父は元気か」という場面がありました。、これには驚きました・・・。わが家は県の南部で牛を飼っており、普段縁もない県北部に巡回した時のことでしたので・・・。


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普及員にとって人脈は財産です。H農場のNさん、Wくんが農大勤務の時、受講生だったそうです


 これは何を意味するか。普及指導員の身内が関係者にいる、それも普及指導対象となる農家さん側にいる場合(親が農家の場合ですが)、はっきり言って、ある意味とても居心地が悪いというか、ただならぬ緊張感がある、ということなのです。

塩崎洋一

大分県豊肥振興局で経営全般の普及活動を展開中です。大分県臼杵市生まれ、九州東海大学卒。昭和63年に畜産普及員で採用されました。実家は平成6年まで肥育農家でした。

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