普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2015年11月

埼玉県
舟田一与

儲かる農業をめざし、新規就農者研修会を開催

2015.11.18

 さいたま農林振興センターでは、埼玉県男女共同参画推進センターを会場に新規就農者研修会を開催しました。
 研修会では、以下の2名の方による事例発表を行いました。


●「ライフプランに基づいた就農に対する将来設計ついて」
  飯田寛孝氏 (白岡市で就農した元農協職員)

●「就農に当たっての心構え」
  臼倉正浩氏 (八潮市の株式会社しゅん・あぐり代表取締役)


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 参加者からは、「大変参考になった、このような企画はもっとやって欲しいと」言った声が聞かれました。
 今後も、新規就農者の支援を継続的に行っていきます。
 新規就農者希望者の相談では、「栽培が楽しい。野菜が作りたいと。」と言ったい相談をよく受けます。
 しかし、農業を生業として、どうやって生活できるレベルの目標収入を上げるかが、最も重要だと考えます。

舟田一与

埼玉県さいたま農林振興センター 新規就農・法人化担当の舟田です。 担当は、新規就農・農業の法人化・農業の6次産業化です。 埼玉農業の楽しい話題をお伝えしたいと思います。

北海道
田所由理恵

点から線へ!

2015.11.16

 恒例となっている「食べる・たいせつフェスティバル」(主催:コープさっぽろ)が、去る10月中旬に函館市で開催されました。このイベントに道南有機農業ネットワークが参加し、有機農業のPRと農産物の販売、消費者との交流を行いました。


 道南有機農業ネットワークと言えば、「書店で有機農業マルシェを開催」の活動が記憶に新しいのですが、函館市の消費者の方々も覚えていて下さった方がいらっしゃいました。

 当日、道南有機農業ネットワークからは、4戸1グループが有機農産物の販売と有機農業をPR。このブースを訪れた消費者の方から、9月の大型書店でのマルシェの話題が自然に出て、思っていなかった展開に出店者も関係者も「あぁ~!! あの時に来て頂いていたのですね~」と、妙な盛り上がりをみせました。


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左 :昨年を上回る3千人以上の来場者で、会場も有機農業のブースも終日にぎわいました
右 :有機栽培の新米やかぼちゃの試食の提供も、消費者との会話を盛り上げました


 このイベントに参加するようになって4年目。回を重ねるたびに、その都度「点」として足跡は残っており、それが線につながっていく...と思っています。
 しかし、今回のように期日が近くて場所(会場)が違う活動の「点」は、消費者の記憶に色あせずに残っており、その記憶の中に次の「点」を落とすことによって、確かな記憶として保存されるものと感じました。

 ただ、この色あせていない記憶が、確かな記憶として保存されるか、消去されてしまうかは、「次の点」の落とし方次第...の怖さもあります。今回は、農産物の味という助っ人もあり、確かな記憶として保存された...と信じたいと思います。


 次は、この「線」を「面」に発展させることを考えなければなりません。
 「点から線へ、線から面へ」...。言うのはカンタンですが、実行は難しく、でも、少しでも実感があると"こんな楽しい活動はない!""普及事業バンザイ!!"とまで思ってしまいました(^^;)

田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

埼玉県
舟田一与

大好評!農産加工パワーアップ講座を開催

2015.11. 9

 さいたま農林振興センターでは、平成27年10月29日(木)13時30分から、さいたま市見沼グリーンセンター大会議室おいて、さいたま農林管内の6次産業や農産加工に関心のある農業者や関係機関を対象に、ジャム加工技術の基礎講座を開催しました。


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 元神奈川県農業総合研究所員の小清水正美氏を講師に「意外と知らない基礎技術 ジャム加工の基礎」と題しての講演と、加工品の脱気状態を検査しながら、商品性の評価を行いました。


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 参加者からは、「ジャム作りに関して、具体的な研修会を受けたことがなかったので勉強になりました。今後の自分の作り方を見直すきっかけになりました」と好評でした。


 11月12日には、同会場にて、実際に実習を行う研修会を開催する予定です。
 さいたま農林振興センターでは、農産加工品の底上げを行い、6次産業化に向けて推進していきます。

舟田一与

埼玉県さいたま農林振興センター 新規就農・法人化担当の舟田です。 担当は、新規就農・農業の法人化・農業の6次産業化です。 埼玉農業の楽しい話題をお伝えしたいと思います。

北海道
田所由理恵

今年もやります! HIYAMA P1グランプリ

2015.11. 5

 思い返せば2年前... 関係者一同四苦八苦・血を吐きながら(...そんな??)企画した「HIYAMA P1グランプリ」も、回を重ねること3回目を迎えました。


 なぁ~んて、重厚な雰囲気で重々しく? PRしたいところですが、そんなにかしこまるものではないので、気軽にPRします。
 昨年までの反省をモトに、今年は少し早めの日程で設定しています。応募締切は年内(12月25日まで)としていますので、全国の皆様、気軽に&鼻歌まじりにご応募下さい(*^_^*)


【第3回 HIYAMA P1グランプリ】
 ▼実施要領はこちらから
 ▼応募用紙はこちらから


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左 :第1回最優秀作品 「厚沢部バーガー」
右 :第2回最優秀作品 「メークなピロシキ~スイーツバージョン~」


 実は昨年度、締切直前まで"応募がほとんどない""これじゃぁ、コンクールにならない"という状況で、関係者一同青ざめたことがありました。それでも、締切時には応募点数が32点となり、本当に、心から胸をなで下ろしたような経過でした。
 今年、ご応募を検討されている皆様、どうぞお早めにご応募下さい(笑)。


 全国の皆さまのご応募をお待ちしています。
 どうぞよろしくお願いします。

田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

大分県
塩崎洋一

ランチミーティング

2015.11. 2

 行政との懇談会とでも言うべきかもしれませんが、今回のランチミーティングには、管内女性農業経営士の役員さんはじめ、希望する積極的なメンバーの皆さんが、10人ほど参加しました。そこに私たち出先のトップが加わって、色々な議論を重ねていくモノです。もちろん、今回が最初です。

 お昼休みから引き続き1時間ほど時間を頂いて、自分たちの頑張っていることや地域の課題、将来こうしたらどうかというような夢物語まで、場合によっては立場を超えた、熱い意見も飛び出しました。


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今回、事務局の私は、輪の外です


 えてして、行政の長との意見交換では、「○○してください」的な話が多くなりますが、基本そうした内容の話は、事前にNGを出しました。それよりも、「地域の担い手として、私たちはこのようにやっています。このようにやっていきます。県としてはどのように考えていますか。どのようにやろうとしていますか」という、提案型の意見出しを基調としたものにしよう、と意思統一しました。

 それはともかく、話の方向は想定どおり、参加者が持ち寄った一品料理の数々に向けられました。もちろん、これをどうやって売るか、に関してです。


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お弁当は、地元加工グループから。ハンバーグはお魚活用。このほか、おかずからごはんモノ、デザートからお茶にいたるまで、さまざまでした

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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