オリジナルPOPで、売り上げをアップ!
2014.07.31
岐阜県では、農業経営や農家の生活向上に意欲的に取り組み、地域活動などにも積極的に取り組んでいる女性を「岐阜県女性農業経営アドバイザー」として認定しています。
平成10年度から認定を行い、平成26年3月現在県下で111名の女性が地域の活動促進リーダーとして次のような活動を行っています。
(1)各地域の農村女性組織リーダーとして活躍
(2)各種審議会や懇話会の委員として女性の視点から地域農業振興、女性行政への提言
(3)家族経営協定締結の推進
(4)若い農業女性の相談役
(5)農業女性アドバイザーの交流会、自主的ネットワーク(GLAMAいきいきネットワーク)の結成
(6)地域等におけるパートナーシップ推進フォーラム等での講演、助言等
平成26年6月24日(火)、岐阜地域の女性農業経営アドバイザーが集まり、(社)日本POPサミット協会の野村玲子先生を講師に招き、「販売促進研修~手書きのPOPづくり~」を行いました。
農産物直売所で注目や興味を誘う販促ツールで新規客の取り込み、客数、客単価アップへ前進することが目的です。
研修では、注目して欲しい商品へ、伝えたいメッセージを、よくわかる場所によくわかる方法で掲示するポイントを、実際に自分たちで制作しながら学びました。おススメ商品にPOPを付けた時には、付けない時の2倍以上に売上が上がるというデータもあり、参加者は真剣なまなざしで研修を受けていました。
紙に書くPOPって、一度書いたら消すことができないから、けっこう大変。
エンピツで下書きして、マーカーで書き上げたら、下書きを消しゴムで消す。そんな感じで制作を進めます。みなさん真剣!
<研修で学んだ、POP作成のポイント!>
(1)訴求ポイントをハッキリさせる!
(2)品特性、イメージ、お客様のメリットなど、伝えたいことを明確にする。
(3)色は3色程度でまとめると見やすくなる。
(4)生産者の心のこもった手描きPOPは新鮮さが伝わる。
(5)お客様に心から伝えたい気持ちを文字にすること。
(6)視線の流れをハッキリ誘導させる。見せたい場所に視線が動くようにレイアウトする。
(7)基本・・・Z状(左上から右下へ向かうと視線が楽)。
(8)バランスよいレイアウト、イラストや写真で視覚的に注目させる。
(9)余白を必ずとる。
(10)文章の文字間は詰めて書く。
(11)イラストやカットは注目させる心理的効果を高め、イメージアップにもなる。 などなど
今回の研修は、参加者の反応もよかったので、来年もまた開催されそうな雰囲気でした。