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◆2012年5月

富山県
柳瀬美智代

GAP推進指導

2012.05.11

 近年、「食の安全・安心」に対する関心の高まりなどを受け、農業者自らが農作業の工程を点検し、改善を図っていく、適正農業管理、いわゆる「GAP」の取り組みが重要になってきています。

 富山県では、昨年12月に全国初のGAP条例が制定され、この条例に基づいて、適正農業規範を策定し、本格的に推進しています。

 農業生産活動は、
①安全な農産物の生産
②環境保全
③農業者の安全確保
の3つの視点に立って、取り組むことが重要です。


トラクターに乗るときは、ヘルメットをかぶる!安全確保に大事です。


  
左 :スケジュールはみんなが見やすい場所に提示しよう。効率的な体制づくりです。
右 :農薬の保管は適切に! 直接、日の当たらない、冷涼・乾燥したところに専用の保管庫を設置して管理する。毒物、劇物がある場合は表示しましょう!


  
左 :圃場の看板。作業の邪魔にならない場所に設置する。地番だけでなく、面積、品種など書いている農家もいます。
右 :富山県のGAP冊子


 難しいことは考えず、農家自身がやりやすいようにするには?を追求し、事例集を作成しています。
 

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

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