GAP推進指導
2012.05.11
近年、「食の安全・安心」に対する関心の高まりなどを受け、農業者自らが農作業の工程を点検し、改善を図っていく、適正農業管理、いわゆる「GAP」の取り組みが重要になってきています。
富山県では、昨年12月に全国初のGAP条例が制定され、この条例に基づいて、適正農業規範を策定し、本格的に推進しています。
農業生産活動は、
①安全な農産物の生産
②環境保全
③農業者の安全確保
の3つの視点に立って、取り組むことが重要です。
トラクターに乗るときは、ヘルメットをかぶる!安全確保に大事です。
左 :スケジュールはみんなが見やすい場所に提示しよう。効率的な体制づくりです。
右 :農薬の保管は適切に! 直接、日の当たらない、冷涼・乾燥したところに専用の保管庫を設置して管理する。毒物、劇物がある場合は表示しましょう!
左 :圃場の看板。作業の邪魔にならない場所に設置する。地番だけでなく、面積、品種など書いている農家もいます。
右 :富山県のGAP冊子
難しいことは考えず、農家自身がやりやすいようにするには?を追求し、事例集を作成しています。