普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2011年11月

沖縄県
照屋清仁

青年農業者技術交換大会の開催!!

2011.11.30

去る11月16日、青年農業者が日ごろの農業経営等について研究実践している活動の成果について発表を行う、沖縄県青年農業者技術交換大会が、中部合同庁舎で開催されました。


同大会はプロジェクト発表と意見発表がありますが、プロジェクト発表に4地区、意見発表に5地区からの参加があり、活動の取り組みや青年農業者ならではの、熱い意見が発表されました。


私が担当する中部地区からも、プロジェクト発表と意見発表の両方に参加し、意見発表でみごと最優秀賞を受賞。来年行われる九州大会に、県代表として出場することになりました。

「目指せ全国制覇!!」を合言葉に挑んでいたので、まずは第一関門クリアといったところです。
次は九州大会に向け、一緒にがんばっていきます。


担い手不足が危ぶまれている農業分野ですが、未来を担う、頼もしい青年たちが育っています。


  
左 :技術交換大会の様子 / 右 :大会参加者 

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

熊本県
宮崎裕子

普及指導員研修

2011.11.29

こんにちは、熊本県の宮崎です。
普及指導員として仕事をするのは、今年が初めてです。
初任の私は、今年1年間を通して県段階で実施される、さまざまな普及指導員研修を受けながら、現地活動を行っています。

研修はほぼ毎月行われていますが、今回は、野菜の普及指導員として必要な知識や技術を習得するための専門能力強化研修を受けてきました。


午前中は、試験場の圃場を使って、土壌断面調査の実地研修です。


  
各班に分かれて穴を掘り、土の硬さや水はけ具合などを調査


午後からは、試験場の研究成果や、野菜の先進事例として、施設内の複合環境制御の取り組み、農業の6次産業化などについて勉強しました。
研修で学んだ知識や技術をしっかり蓄え、農家の方の頼りになる普及員目指してがんばっています!


  
左 :試験場のイチゴ圃場 / 右 :講義を通して新しい技術や知識を学びました

宮崎裕子

熊本県の中で最も標高の高い地域にある阿蘇地域振興局農業普及・振興課で野菜の普及員をしています。阿蘇は夏秋野菜中心の産地で、トマトを中心にナスやイチゴ、カンショなどいろいろな作物を担当しています。

長野県
平谷敏彦

ストックの育苗試験検討会

2011.11.25

 秋ストックの出荷が最盛期を迎えています。
 ストックの育苗はそれぞれの農家が行っていますが、去る11月5日、育苗培土の試験に関する検討会が開催されました。


 慣行の培土を対照に3種類の新しい培土を比較しています。
いずれの培土も今のところ順調な生育ですが、今後、定植時の苗質やコストを検討し、次年度の育苗に生かしていく予定です。同時にペレット種子の検討も行っています。
ストックは八重鑑別が必要ですが、コーティングすることで、一重の発芽が遅れるとのふれ込みですが、結果は・・・・


  
左 :生育状況を確認 / 右 :どれがいいかな


 当日はJAあづみの農協祭に合わせ、ストックの切り花品評会も開催され、昨年の約倍の100点近い出品があり、会場は華やかな雰囲気に包まれました。



品評会のようす

平谷敏彦

25年4月から諏訪農業改良普及センター勤務、20年ぶりに戻ってきた職場です。慣れない次長職で事務に追われる毎日ですが、花の現場に出ると元気をもらえます。

長野県
平谷敏彦

秋ですね~

2011.11. 8

 各地で菊花展が開催される時期になりました。
農業生産と直接関係はないのですが、長野県では今までの慣例もあって、普及指導員が審査員を務める菊花展が多いのが現状です。

 今回の写真は国宝松本城菊花展、52回目を迎える伝統ある品評会で、特に盆栽のレベルが高いのが目を引きました。
 秋を感じる菊花展、これが過ぎると信州はいよいよ寒い冬を迎えます。


  
左 :岩付き盆栽 / 右 :見事な郡立


  
最優秀賞の特作花壇 / 右 :三本立て花壇

  
千輪菊 / 右 :木付き盆栽

平谷敏彦

25年4月から諏訪農業改良普及センター勤務、20年ぶりに戻ってきた職場です。慣れない次長職で事務に追われる毎日ですが、花の現場に出ると元気をもらえます。

徳島県
吉原 均

あまべ藍、徳島ビジネスチャレンジメッセ2011へ

2011.11. 4

 先日、徳島県内外の企業の最新技術やユニークな製品を一堂に集めた「徳島ビジネスチャレンジメッセ2011」が開催されました。

 約200企業・団体が地域の農産物加工食品などの取り組みをPRする中、以前からこのブログで紹介している「あまべ藍」も出展! ブースは多くの人でにぎわいました。
 また、同時開催された「農商工連携・6次産業化セミナー」の中で、「あまべ藍」の取り組みを栽培農家の方自らが発表されました。

 藍畑など全くなかった地域から、数年でこのような情報発信をするまでになるとは・・・「あまべ藍」に携わるみなさんの熱意には頭が下がります。沈殿藍生産だけでなく、他にもまだまだアイディアがあるそうなので、今後の「あまべ藍」に期待大、です!


「あまべ藍」の取り組みはYou Tubeでも見られます。美しい映像がいっぱいです。

▼取り組みその1 はこちら
▼取り組みその2 はこちら


  
左 :あまべ藍のブース。床には沈殿藍を塗布したフローリング。テーブルにはさまざまな試作品が展示されていました
右 :若き広告塔Y氏(写真左)と。Y氏は染色家、サーファーでもあります


  
左 :サンプルを手に取るお客さん達と、Y氏特製の沈殿藍で着色したサーフボード(非売品)。良い色してました!
右 :成果発表会。みなさんの藍にかける熱意が伝わった、良い発表でした!



現在の藍畑。花盛りです! たくさんのアブや日本ミツバチが訪れ、まるで畑全体が羽音を立てているようです

吉原 均

徳島県美波農業支援センターの吉原均です。野菜・作物担当で「きゅうり」、「いちご」、「水稲」、「藍」を担当しています。

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