農業の道を進む
2011.03.28
今回は、管内の農家で研修している未来の担い手と受入農家を紹介します。
研修生の中嶋さん(37歳)は、地元JAの職員として働いていました。
農業に関わるうちに、自分でも農業を始めたいと考えるようになりました。
中嶋さんの家は非農家で、資金も農地のあてもありませんでしたが、法人化を目指していた農家から声をかけられ、昨年6月から研修生として農業に従事することにしました。
中嶋さんに声を掛けたのは大館市比内町の渡辺さんです。
水稲を中心に野菜、山菜、花きを生産する認定農業者として、地元の農業を牽引しています。
中嶋さんの農業に対して真剣に考える姿勢をみていて、声を掛けたそうです。
普及指導課では研修の相談をうけて、大館市で行っている雇用研修事業を紹介しました。
中嶋さんは1年間研修し、修了後は従業員として働いていく予定です。
将来的には独立をめざしますが、いまは渡辺さんの法人化を支えていきたいそうです。
若い担い手の成長が楽しみです。