普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2011年2月

富山県
柳瀬美智代

青年農業者、6次産業化に取り組む!

2011.02.24

青年農業者クラブ(会員数13名)が6次産業化の活動に取り組みました。
活動は、

①栽培する場所の確保
②トウガラシを栽培
③食べるラー油を作る という、流れです。


①空き地にハウスを立てるところから取り組みました


ハウスの材料(ビニール、鉄管など)は、クラブ員が持ち寄りました。
7月3日から始めて、約1カ月間かかりました。暑い時期だったので、夕方に行いました。


②トウガラシは、韓国トウガラシを標準に、世界で最も辛いといわれるハバネロ、ジョロキアを栽培しました。 

  
(左 :世界で最も辛い、ジョロキアです / 右 ・植付け作業)


③食べるラー油づくり

パンチ力のあるラー油にしよう! ということで、なんと、熊肉をいれました。

昨年は富山で熊が多く出没し、猟師から熊肉をもらいました。


できあがったラー油です。


熊にちなんで、「世界最強の熊肉入りラー油」とネーミングすることになりました。
食べてみましたが、大変辛くて、ご飯ばかり売れました。米消費拡大につながるかも・・・。

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

秋田県
高橋一子

年度末の事務所

2011.02.14

 全国の普及で見られる光景かと思いますが、主に現場活動に精を出す普及指導員が、この時期は執筆活動が多くなり、農家の先生から、作家先生へと転身します。


 事業のまとめ、成績書作成、講習会資料、各種調査の提出、そして年報作成と、さまざまな執筆物が降る雪のように積もっていきます。締め切りに追われている時に限って、横から仕事が入ったりして、いろんな意味で事務所内は殺気立ちます。
 執筆を頼まれた方がつらいのはもちろん、執筆をお願いする方もそれなりに気をつかっているのです。



 いかに早く提出してもらえるか…、担当の手腕が問われます。



           なんだか、すいません…。

高橋一子

秋田県の北秋田地域振興局農林部普及指導課兼務で花の担当をしています。主に「トルコギキョウ」を担当しています。 山本・鹿角地域振興局も兼務していますので、活動エリアは秋田県の県北地域全域になります。

沖縄県
照屋清仁

農業士視察&交流会

2011.02.10

沖縄は、2月に入ってプロ野球のキャンプが続々と始まり、各地でにぎわいをみせています。
特に名護は佑ちゃんフィーバーで、土日はすごい渋滞のようです。
斉藤選手は見たいけど、渋滞の中、見に行く勇気がありません。


さて、去る1月に中部地区の指導農業士等連絡協議会、農業青年クラブ連絡協議会、農業後継者育成確保対策協議会の共催で、今年度農業士に認定された、農業者の畑の視察を行いました。


今年度は指導農業士1名、女性農業士1名、青年農業士2名の、計4名が認定されました。
特に、中部地区から青年農業士の認定者が出たのは久しぶりでしたので、うれしいことです。
栽培品目は、花きが盛んな地域だけあってキク農家3名、草花鉢物農家1名です。
各農家の畑で、栽培や経営について活発な意見交換がなされ、いくら時間があっても足りないといったようすでした。


  


今回まわった4ヵ所ともに、作業小屋は整理整とんされており、経営がうまくいっているところは作業小屋がきれいだと、あらためて感じました。


視察後は、昼間仕事で参加できなかった会員も加わり、交流会が行われました。
交流会の場では、新規就農者が指導農業士の方からいろいろとアドバイスを受けている姿が印象的でした。
今後の農業を担う農業青年クラブ員、新規就農者、地域のリーダーである農業士会員の交流の場を、もっと増やしていければと思います。

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

沖縄県
照屋清仁

葉野菜の植え付け体験

2011.02. 1

今回は、中部地区農業青年クラブ連絡協議会の取り組みです。
現在プロジェクト活動で、葉野菜の栽培を行っている会員を中心に、保育園の子ども達に葉野菜の収穫体験&試食会を行う計画を立てています。
その前に、自分たちで植え付けを行い、葉野菜が成長するようすを観察してもらおうということになり、急きょ植え付け体験を実施しました。


野菜の名前や、どうやって食べたらおいしいか等の説明をしながら、全6種類のポット苗を鉢に植え替えてもらいました。
売られている葉野菜は見たことあるけど、実際に植えたことはないという子供が多く、みんな楽しそうに作業をしていました。


  


今回植えた野菜は保育園で育ててもらい、大きくなったら食べてもらうことになっています。
次は収穫体験&試食会があるので、そのようすも報告したいと思います。


照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

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