大麦の苗立ち、順調・・・?
2010.12. 9
2010.12. 9
2010.12. 1
今回は、沖縄の北谷浄水場から出る生成ペレットを利用した、コスト低減の取り組みについてです。
琉球石灰岩層の影響で、硬度が高い原水を使用している北谷浄水場は、硬度低減化施設を導入していますが、硬度を下げる際には、生成ペレットという球状の炭酸カルシウムが大量に出ます。
観葉植物を栽培している農業青年のところに巡回指導に行った時に、「被覆資材が高くて困っている」という話になりました。
無料でもらうことができる産業廃棄物の生成ペレットが、被覆資材としても活用できるのではないかということで、試しにサンプルを使用してもらいました。
以前はレンガの破片やパーライトを利用していたのですが、鮮やかな白色の生成ペレットは見ばえもよく、業者からの評判もいいという話です。
鉢や植物に合わせて、他の資材とも組み合わせて出荷しているようです。
赤や黄色に着色されているのは「美(ちゅ)らサンド」という商品です。
これは業者から購入しなければなりませんが、アクセントで少量使用するだけなので、購入してでも使いたいという話でした。
花きを栽培している農業青年も「土壌改良資材として利用してみたい」ということで、これから試験的に使用する予定です。
使用方法は違いますが、代替資材として使えれば、コスト低減になります。
水の硬度が高い沖縄独自の資材として利用していけないか。
今後も農業青年と一緒に考えていきたいと思います。
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