ブロッコリー出荷最盛期を迎えました
2010.11.30
広島県内最大のブロッコリー産地であるJA広島北部管内(安芸高田市・北広島町)で、ブロッコリーの出荷が最盛期を迎えています。
今までは生産者ごとに選果し、共通のダンボールによる共同出荷(個選・共販)でしたが、今作は選果場を整備し、共同選果・出荷をおこなっています。
個別選果では、人により大きさ・品質等がばらつくことがありましたが、共同選果場へ出荷することにより、そのばらつきをなくし、市場評価を上げ、販売力を上げることができます。
さらに、生産者が収穫し、箱詰め等出荷までの作業時間の約60%を占めていた出荷調整作業をなくすことにより、生産者一戸あたりの面積の拡大をめざすことができ、産地のさらなる発展を期待しています。
左 :逆さまに置き花蕾の大きさと重量で選果します / 右 :サイズごとに分けられ箱詰めされます
ちなみに、今回導入されたブロッコリー選別機は、しいたけの選別に使われる機械をブロッコリー用に改良したもので、全国でも珍しいものとなっています。
当産地のブロッコリーは、おもに大阪・中国地方に出荷しています。見かけたらぜひご賞味ください。