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◆2010年4月

沖縄県
照屋清仁

八重山から中部へ

2010.04.28

新年度最初の記事です。
4月の人事異動で、八重山から沖縄本島の真ん中にある中部農業改良普及センターに転勤となりました。
異動してきて3週間ちょっと。やっと仕事にもなれてきたところで、記事にするネタもまだあまりありません。
そこで、中部農業改良普及センターについて、簡単に紹介したいと思います。


沖縄市にある中部農業改良普及センターは、去年の10月に完成した中部合同庁舎内に引越したばかりで、とてもきれいな職場です。
管轄はうるま市、読谷村、嘉手納町、沖縄市、北中城村、中城村、北谷町、宜野湾市、西原町、浦添市の4市3町3村からなる、都市部と農村部が混在する地域です。
中部地区は、さとうきびの栽培面積が916haと最も多く、ついで花き311ha、野菜258haとなっています。
その中でも中部地区は、沖縄県が全国シェア1位である菊の産地で、拠点産地にも認定されています。


  
左 :中部合同庁舎。普及センターは2階にあります / 右 :収穫を控えた菊畑の風景


中部地区の農業については現在勉強中なので、おいおい話をしていきたいと思います。
次回からは、担当することになった青年農業者や新規就農者支援の活動、また、おもしろい取り組みについて、紹介していきたいと思います。

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

千葉県
平野堅一

管内紹介とちば丸

2010.04.19

 初めまして、香取農林振興センターの平野です。
 私が勤務する、 香取農林振興センターは、香取市、神崎町、多古町、東庄町の1市3町を管内とし、千葉県の北東部に位置しています。北は利根川流域の水田地帯で、南西には隣接している成田空港があり、空港を中心とした台地畑作地帯が広がっています。

 管内の主要品目は、米が1万262haで最も面積が多く、ついで食用甘しょ2371ha、やまといも261haで、ともに県内1位の栽培面積を誇っています。
 また、畜産業も盛んで、豚の飼養頭数18万6900頭、乳用牛5340頭、肉用牛4850頭で、養豚は県内2位の地位を占めています。
右上 :管内には米や食用甘しょの他に様々な産地が形成されています

 このような地域から、産地情報や職員の普及活動などを紹介していきますので、よろしくお願いします。


 さて今回は、私が担当しているさといも「ちば丸」について紹介します。
「ちば丸」は、千葉県が在来品種の「土垂(どだれ)」から育成した、さといもの新品種です。
「土垂」と比較して孫芋が丸く大きいのが特徴で、ヌメリが少なく、肉質がなめらかです。また、煮くずれしにくく、調理がしやすい品種です。


  
左 :千葉県が品種改良したさといも「ちば丸」です。孫芋が丸くて大きいのが特徴です
右 :現地検討会のようすです。今年度もさまざまな比較試験圃を計画しています


 香取農林振興センターでは、「ちば丸」の導入・拡大は、畑地かんがい用水を活用した経営安定や新たな地域振興につながることから、その産地育成に取り組み、品質を高めるための比較試験や、現地検討会などを中心に、活動を行っています。
 また、管内にある道の駅等の飲食店に協力を依頼し、「ちば丸」を主菜としたメニューが提供されるようになりました。



道の駅くりもとのレストランで、「ちば丸」を主菜としたメニューが提供されています

(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

平野堅一

千葉県香取農林振興センター地域振興部改良普及課北部グループの平野堅一です。さといも「ちば丸」や食用かんしょ、イチゴを主とした野菜担当をしています。

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