指導農業士・農業士 集う!!
2009.09.17
日高支庁管内では、北海道指導農業士18名、北海道農業士14名が認定されており、地域農業を引っ張っています。
その「日高支庁管内指導農業士・農業士会」の現地研修会が、去る9月3日に開催されました。
当日は、抜けるような青空の下(牧草収穫作業日和でしたが…)、日高支庁管内の指導農業士・農業士12名が出席。
今年度の当番となった日高西部地区の事例として、JA門別の“菌床しいたけ栽培”、JA平取町の“トマトジュース加工”など、JAの取組や、農業・農村の応援団としてグリーンツーリズムに取り組む“民宿アンナプルナ”等、地域農業振興に係わる取組と、指導農業士2名の農場を視察。経営の現状と課題・今後の方向性や、地域振興などについての意見交換が行われました。
JA門別“菌床しいたけ栽培” この菌床からムクムク生えてくる椎茸を想像しながら…
JA平取町“トマトジュース加工” 衛生第一です!(「怪しい研究者の集まりみたい」…と誰かの発言に一同爆笑!!)
参加者の方々は、
「地域での取組として耳にしたことはあるけれど、どんな事をとり組んでいるのか良く知らなかった」
「これからの農業や地域振興を考えていく材料として重要」
と、それぞれの視察先で、熱心にメモをとり、写真をとり、話に頷き、“目から鱗が…”と感嘆する声もありました。
また、町村を越えての情報交換など、若い農業士は指導農業士との会話の中から得るものも多かった様子で、有意義な行事となりました。
左 :指導農業士の牧場にて、黒毛和牛の育成牛舎を視察中!
右 :指導農業士の農場にて、施設園芸(ハウストマト)経営の現状と課題を意見交換
(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)