桜の町の「さくら」の特産品
2009.05.29
みなさんお久しぶりです(最近、公私ともにこの言葉を使う事が多くなりました…)。
“5月も終わろうとしているのに、さくらの話題なんて”…と思われるでしょうが、北海道の桜は5月なのです!(それにしても遅いですか?)
我が普及センターのある新ひだか町静内は、日本屈指の桜の名所です。
美しい桜が直線で7kmに渡って咲き誇る一本道は、左右の並木の幅がちょうど二十間(約36m)あることから「二十間道路」と呼ばれ、日本を代表する桜の名所として、「日本の道百選」、「桜の名所百選」などにも選ばれています。
その桜を素材とした活動に取り組むグループ「さくら押し花“遊”」の作品販売が、「しずない桜まつり」(今年は5月10日~17日に開催)で今年も行われました。
会員(20名)は桜まつりで販売しながら、花材を収穫し(花材としての桜は咲き始めの短期間が勝負だそうです)、乾燥保存させ、冬期間に集まって作品造りを行っています。
今年の2~3月に普及センターを会場に作られていた作品は、「はがき」「しおり」「壁掛け」など50種類以上、形やサイズが違う物を数えると100種類以上にもなります。
押し花なので、同じ物は二つとなく、作る人の個性も光ります。
左 :のぼりもテントもオリジナル /右 :「しずない桜まつり」での販売"
左 :さくら押し花“遊”の作品 /右 :会話も弾む作品造り(冬期間)
今年の作品販売でも沢山の作品が並んでいました。
私も桜押し花のファン! 陣中見舞いに訪れて、目移りしながら作品を厳選&購入しました(でも一緒に行った先輩普及員と他のブースにも寄っちゃいました。これはグループの皆さんには秘密!)。
農業者のグループといえば農産物の加工や販売が多いですが、桜の町だからこその取組!です。
全国の皆さん、今年の桜は終わってしまいましたが、来年、是非「しずない桜まつり」でさくら押し花の作品をご覧下さい。
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