都会の小学4年生が稲刈りを体験(福岡県那珂南小学校)
2013年12月10日
福岡市立那珂南小学校の4年生78名が、毎年恒例のクボタeプロジェクト(クボタ元氣農業体験教室)で、今と昔の稲刈りの両方を体験した。
小学校は宅地やマンションに囲まれている立地で、ふだん児童が農業と接する機会はほとんどない。社会科で「5人の庄屋と村人たち」を学習したことに合わせ、お米の大切さや収穫の喜びを体験しようと、10月23日、朝倉市の綾部農園へ向かった。
左 :綾部農園の圃場
右 :昔の収穫と最近の収穫の違いを説明するため、掛干も用意
収穫は刃物を使うことから、(株)福岡九州クボタ等の関係者が先生となり、安全作業のための注意事項を教わった。その後、児童たちは一本ずつ鎌を手に、真剣に稲を刈っていった。
開校の挨拶。 福岡九州クボタ大橋副社長(左)と綾部農園社長(右)
手刈り体験後は、コンバインによる収穫を見学し、その早さに見入った。また、グレンタンクから排出された籾を見て、その早さ、綺麗さに驚いたようすだった。
左 :コンバインのデモ刈りに歓声が上がる
右 :きれいに脱穀された籾に驚嘆!
お昼には、綾部農園でとれたばかりの新米のおにぎりを満喫。皆、笑顔でおにぎりをほおばった。最後には体験教室への感謝を込めて、全員で合唱を披露した。(みんなの農業広場事務局)