提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


野菜

IPMでよく聞く「選択性殺虫剤」とはどのようなものですか

対象害虫に対して高い効果を発揮し、対象以外の昆虫類に対しては影響の少ない殺虫剤のことです。
一般にIGR剤はチョウ目害虫・コナジラミ類・アザミウマ類に対して効果を発揮するものが多いのですが、これ以外の昆虫類に対しては殺虫効果がほとんど見られない場合があります。
ジアミド系殺虫剤も同様にチョウ目害虫に対しては高い効果を発揮しますが、効果を発揮する種類が比較的少ない系統の殺虫剤です(その他の昆虫は剤によって多少の違い有り)。
逆に、ほとんどすべての昆虫類・ハダニ類等に効果を発揮する殺虫剤のことを非選択性殺虫剤といいます。非選択性殺虫剤は対象以外の昆虫も殺してしまうため、有益な土着天敵も全滅させてしまう恐れがあります。


※参考:天敵等に対する農薬の影響目安の一覧表(日本生物防除協議会HP)