提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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よくあるご質問(pick up!)


稲作

水田にカブトエビが多く発生し、地面が見えないぐらい水が濁っています。雑草が生えないメリットがあるとの話も聞きますが、水の濁りが水稲の生育や収量等へ影響することはあるのでしょうか?そのまま放置して良いのか、駆除した方が良いのか迷っています。

カブトエビは水中の土壌表面をかきながら移動するため、水田の水が濁ります。このことにより雑草が生えにくく、有機栽培などの除草剤を使用しない栽培となるため、貴重な生物的な雑草防除法として利用されている農業者もおられます。
しかし、土壌表面がかかれることや、水温・地温が上がりにくくなる可能性があるため、気温が低い時期や山間地などの水温が低い地域では、田植直後の生育が少し劣る可能性があります。しかしながら、多くの場合は、田植直後の生育が抑えられていても、後半に生育が回復し、収量・品質まで影響することは少ないです。
カブトエビを対象とした農薬等の登録はありません。もし、周辺圃場より明らかに収量・品質が劣る場合は、水田の水を湛水状態にせず、ひたひたの浅水で間断灌漑を行うことにより、初期の生育抑制を防ぐことができます。
詳細については、最寄りの普及指導センターやJAにお問い合わせいただければと思います。