栽培のポイント
●別名を「クウシンサイ」「ヨウサイ」「アサガオナ」と言います
●サツマイモと同じヒルガオ科の野菜で蔓性です。
●病害虫の被害が少ない作物です
●高温と湿った土壌を好みます
●5月以後(晩霜のない頃)にタネをまきます
●気温の上昇とともに新芽を収穫します(約15cm)
●有機質の多い土づくりをします
●肥料切れや土の乾燥に注意します
品種
エンサイ、エンツァイ、スラらん(細葉)、なつサラダ(細葉)
栽培ごよみ
(関東標準)
畑の準備
※熔成リン肥のリン酸は土壌中に残るため、毎作施用する必要はありません。
タネまき
うねの中央に40cm間隔に、1カ所2~3粒タネをまきます。
発芽をよく揃えるために、タネは十分吸水させておきます。
●伸びた苗の挿し苗でふやす方法
伸びたつるの先を10cm程度に切りとり、下部の2~3節を土中に挿して湿りをもたせておくと容易に活着します。
追肥
収穫がはじまったら、収穫後に肥料をひとにぎり施用してかん水するか液肥を与えておくと、その後の再生が早いです。
追肥は、収穫がはじまってから20日間隔で施用します。
病害虫
盛夏をすぎたころからバッタが食害する被害が発生します。
早朝低温時に発見しだい捕かくします。
収穫
つるが四方に伸びてきて、つるの草だけが20cm以上になれば、地際部を5cmほど残して摘みとって収穫します。
または、つるが伸びてもつるの先を含めて20cmほどの長さで収穫すると、つるの下部の葉のつけねのわき芽が伸びてきて、次々と収穫できるようになります。