カリフラワーの作り方(家庭菜園向け)
品種
【花蕾が白色】
美星(早生)、スノークラウン(早生)、スノーニューダイヤ(中早生)
【花蕾が紫色】
バイオレットクイン(早生)、パープルフラワー(中生)。どちらもゆでると鮮緑色
【花蕾がオレンジ色】
オレンジ美星(早生)、オレンジブーケ(中早生)
【花蕾が緑色】
みなれっと(中早生)、遠州みどり(中晩生)など
近年、花蕾の色が豊富になるとともに、うずまき型の花蕾など、品種数が多くなりつつあります。
苗づくり
苗床は、日当たり、風通し、排水のよいところを選びます。
本畑10㎡当たり、0.1㎡のまき床と0.5㎡の移植床を準備します。
少面積の場合、箱まきするかポリポットにタネをまきます。
タネは0.6ml準備します。
まき床、移植床とも1㎡当たり、堆肥3kg、苦土石灰と化成肥料(8-8-8)を200gずつ施し、土とよくまぜます。
畦をつくり、寒冷紗などで覆います。
まき床では、10cm間隔に浅いまき溝を切り、1~2cm間隔にタネをまいた後、薄く土をかけ、たっぷりかん水します。
発芽が揃ったら、込みあっているところを間引きます。
本葉1~2枚ころ、根を切らないように苗を抜き、移植床に12~15cm間隔で植付けます。
育苗期間は、35日前後です。
植付け
一条植えと二条植えがありますが、一条植えが一般的です。
畦幅は70cm前後、株間は秋どりは45cm、冬どりは50cmです。
苗床にはたっぷりかん水し、移植ごてを差し込んで土をたくさんつけて苗を取ります。
深植えにならないように気を付けます。
植付け後の管理
●追肥
植付け後2週間と出蕾始めころの2回、10㎡当たり1kgの有機配合肥料を株ぎわにすじまきし、軽く土寄せをします。
●花蕾の保護(結束)
早生種ほど外葉が小さく、花蕾に直射日光が当たると花蕾が黄変します。
直径が7~8mに肥大したら、外葉を切り取って花蕾に乗せるか、わらかポリテープで結束して遮光し、黄変を防ぎます。