提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


葉茎菜類

タマネギ (ヒガンバナ科)

2012年4月19日

栽培のポイント

tamanegi_image1.jpg●早まきをせず、適期にタネをまきます
●有機物を多く施します
●植え傷みをさせないように気をつけます
●病害虫防除は早めにおこないます
●リン酸、石灰肥料を施します

品種

●早生 :愛知早生、貝塚早生、ソニック、チャージ2など
●中生 :アトン、ターボ、O.・P黄、O.・L黄、O・K黄、七宝甘70、あまがし2号など
●中晩・晩生 :泉州中高黄、ネオアース・ケルたま、もみじ3号など
●葉タマネギ兼用 :フォーカスなど
●レッドオニオン :猩々赤、赤玉の極み、湘南レッドなど

栽培ごよみ

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  (南関東標準) 

苗づくり

●育苗箱か発泡スチロールの空き箱に培土を入れ、そこにばらまきするか、10cm間隔に条まきします。
●タネが見えなくなる程度に薄く土をかけ、その上を軽くおさえて、目の細かいジョウロでかん水し、乾燥を防ぐために、濡れ新聞紙をかけておきます。
●タネまき後、10日もすると発芽します。本葉1~2枚になったら、0.5cm~1.0cm間隔に間引きます。

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畑の準備

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 ※熔成リン肥のリン酸は土壌中に残るため、栽培を始めた1~2年は施用し、その後は不要です。

植付け

●タネまき後55日経過すると、本葉3~4枚、草丈20~25cm程度の植付苗となります。

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植付け時の苗

●植付け平畦を作り、9415か9515の黒マルチを張ります。
●育苗箱から苗をていねいに引き抜いて、マルチ穴にさし込むように、2~3cm程度の深さに植え付けます。

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追肥とかん水

●12月下旬と2月中旬の2回、有機質肥料(例6-6-6)10kgをマルチ上にまきます。
●マルチの穴や通路にまかれた肥料は、降雨などにより、根から吸収されます。
●土が乾いたら、随時かん水をします。

主な病害虫

●主な害虫
アブラムシ類、ヨトウムシ、ネギアザミウマ、タネバエ、タマネギバエ、ネダニ

●主な病害
べと病、黒斑病、白色疫病、灰色腐敗病



左から上から ネギアブラムシ / タネバエ (画像はネギ)


左から上から ネギアザミウマ / ネダニ (画像はネギ)


左から上から べと病 / 白色疫病


灰色腐敗病の苗の病斑()、罹病球茎(中)と内部の病変(

(提供 :梶原敏宏氏)
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収穫

2021_tamanegi_image1.jpg ●茎葉が80%ほど倒伏したころに収穫します。
●貯蔵用の場合は、3~5日晴天が続いたあとに抜き取ります。
●畦の上で半日~1日程度乾燥させてから、風通しよい日陰に吊るして貯蔵します。

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