栽培のポイント
●生育の適温は15~20℃です
●高温、過湿、乾燥に弱いので気を付けます
●購入した苗を使用すると、比較的育てやすいでしょう
品種
●カーリ・パラマウント
葉は濃緑色で肉厚、葉縁はよくカールする。生育旺盛で耐寒性にすぐれる
●USパラマウント
冬どりに適する
●中里パセリー
株ぞろいよく、夏でも葉柄の伸びすぎや開きすぎもなく、夏どりに適す
栽培ごよみ
(南関東標準)
苗づくり
1㎡当たり有機石灰300g、過リン酸石灰100g、完熟堆肥4~5kg、有機質肥料(6-6-6)200gを全面にまき、よく混ぜ込みます。
タネはごく小さいので、コート種子を使います。
コート種子(左側は普通のタネ)
14~20日後に50cm幅のベッドを作り、タネを2条のすじまきし、薄く覆土後不織布をかけます。
間引きは、第1回が本葉2~3枚のころに行います。
※苗を多くとるために畑に苗床をつくりますが、少ない場合は、ポリポットなどを利用するとよいでしょう
畑の準備
植付け
本葉が5、6枚になったら、株間15cm程度に植付けます。
追肥
11月頃の収穫はじめから、月1回の割合で追肥します。
条間とうねの肩のところに10㎡当たり400gの有機質肥料をまき、軽く土と混ぜこみます。
主な病害虫
●主な害虫
キアゲハ、ネキリムシ、アブラムシ類
●主な病害
軟腐病、疫病
パセリアブラムシ(左上)と被害(右下)
(提供 :梶原敏宏氏)
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収穫
本葉12枚ころから収穫できますが、15枚位の大株にしてから収穫を始めた方が、株疲れが少なく、長く収穫できます。
一度にたくさん取らず、完全にカールしたものから収穫します。