提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


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葉茎菜類

芽キャベツの作り方(家庭菜園向け)

(2023年12月 施肥量等を修正)

栽培のポイント

●別名を「コモチカンラン」といいます
●葉の基部に発生した腋芽が結球したものです
●栽培期間が長いため、肥切れに気をつけます
●倒伏しないよう、気をつけます
●結球はじめには、忘れずに葉かきをします

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品種

●早生子持
耐暑性が強く、作りやすい早生種。直径2.5cmのかわいい大きさが1株から90球程度とれる
●ファミリーセブン
太く伸びた茎にびっしりと球がつく。早生種で、球のしまりもよく、形もよい

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(早生子持 提供 :タキイ種苗株式会社)

栽培ごよみ

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 (南関東標準) 

育苗

●箱まき
木箱か発泡スチロールの容器(高さ10cm程度)に培土を8cm入れ、9cm間隔に条まきします。
本葉2枚のころに、10×10cm間隔に仮植えします。 

●ポリポットまき
直径9cmのポットに培土を入れ、4~5粒タネをまきます。 
本葉3~4枚までに2回ほど間引き、1ポット1株にします。

真夏の育苗なので、高さ1mくらいのところに水平に寒冷しゃを張り、遮光して温度を下げます。

畑の準備

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植付け

 本葉5~6枚の苗を株間45~50cmに植え付けます。
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追肥・土寄せ・葉かき

一度肥切れさせると回復が難しいため、苗の活着の時と、その後1カ月おきに、有機化成肥料を10㎡当たり400g施し、土寄せをします。
結球はじめころに下葉かきをし、光線によくあてます。
地際に近いところに、しまりの悪い軟らかい球がつくので、取り除きます。
芽球が充実する頃は、葉の葉柄が圧迫して不整球となりやすいので、着球部の葉柄を順次、ていねいに折り取ります。
上部の葉は残します。

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主な病害虫

●主な害虫
アブラムシ、アオムシ、ヨトウムシ、タマナギンウワバ、ネキリムシ、カタツムリ・ナメクジ類
●主な病害
苗立枯病、黒腐病


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左から上から 有翅モモアカアブラムシ / モモアカアブラムシとニセダイコンアブラムシ

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左から上から ヨトウムシ(老齢)(キャベツ) / ヨトウムシ(卵塊)(キャベツ)

(画像提供 :梶原敏宏氏)
(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)

収穫

茎の下の方から結球します。
直径2.5cmくらいの、固く締まった球から、親指で横から押すようにして、収穫します。

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(右 :早生子持 提供 :タキイ種苗株式会社)

ミニ情報

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