芽キャベツの作り方(家庭菜園向け)
栽培のポイント
●別名を「コモチカンラン」といいます
●葉の基部に発生した腋芽が結球したものです
●栽培期間が長いため、肥切れに気をつけます
●倒伏しないよう、気をつけます
●結球はじめには、忘れずに葉かきをします
品種
●早生子持
耐暑性が強く、作りやすい早生種。直径2.5cmのかわいい大きさが1株から90球程度とれる
●ファミリーセブン
太く伸びた茎にびっしりと球がつく。早生種で、球のしまりもよく、形もよい
(早生子持 提供 :タキイ種苗株式会社)
育苗
●箱まき
木箱か発泡スチロールの容器(高さ10cm程度)に培土を8cm入れ、9cm間隔に条まきします。
本葉2枚のころに、10×10cm間隔に仮植えします。
●ポリポットまき
直径9cmのポットに培土を入れ、4~5粒タネをまきます。
本葉3~4枚までに2回ほど間引き、1ポット1株にします。
真夏の育苗なので、高さ1mくらいのところに水平に寒冷しゃを張り、遮光して温度を下げます。
追肥・土寄せ・葉かき
一度肥切れさせると回復が難しいため、苗の活着の時と、その後1カ月おきに、有機化成肥料を10㎡当たり400g施し、土寄せをします。
結球はじめころに下葉かきをし、光線によくあてます。
地際に近いところに、しまりの悪い軟らかい球がつくので、取り除きます。
芽球が充実する頃は、葉の葉柄が圧迫して不整球となりやすいので、着球部の葉柄を順次、ていねいに折り取ります。
上部の葉は残します。