レタスの作り方(家庭菜園向け)
栽培のポイント
●いろいろな品種があるので、よく調べて選びましょう
●酸性の土を嫌うので、石灰質肥料を十分施します
●発芽適温(地温)は15~20℃です。25℃以上では休眠状態となり発芽しません
●高温期の栽培は、「とう立ち」に注意します
半結球レタス
苗づくり
夏まきの場合、高温下での播種となるので催芽処理をして出芽したタネをまきます。
※コーテイング種子は処理不要です
催芽方法は、種子を布で包み、1晩水に浸して吸水させます。その後、水をきり、乾燥しないよう布に包んだ状態でポリ袋に入れ、冷蔵庫に約1日半保管します。
コーテイング種子の場合は、発芽まで涼しい所に置きます。
春まきの場合は、タネまき後、温かい場所で苗を育てる方法もあります。
植付け
苗を育て、本葉が4枚前後になったら植付け(定植)します。
株元に土が入りやすいので、95cm幅のポリマルチ(穴の間隔は14cm×15cmで5条)を張り、レタスの種類に応じた条間と株間をとって植付けます。
左 :95cm幅の5条穴あきポリマルチに、縦横1孔空けてレタスを植付けた例。条間28cm、株間30cmの千鳥植え
右 :株張りの小さいものは全孔(14cm×15cm間隔)に植える
主な病害虫
●主な害虫
アブラムシ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、オオタバコガ、ネキリムシ、ナメクジ類、センチュウ類
●主な病害
べと病、灰色かび病、菌核病、すそ枯病、斑点細菌病、腐敗病、軟腐病、モザイク病
左から上から アブラムシ / ヨトウムシ
左から上から 灰色かび病 / 斑点細菌病
(提供 :梶原敏宏氏)
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