提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


葉茎菜類

キャベツ (アブラナ科)

2009年6月24日

栽培のポイント

●地域に合わせた品種・作型を選びます
●秋まきで冬を越し春どりの栽培では、「とう立ち」に注意します(適品種の選定、播種時期がポイント)
●初夏どり、秋冬どり栽培では、特に害虫に注意します

品種

春波 ●春まき :しずはま1号、金系201号、春波、みさき、ジャンヌ(ボール系)
●夏まき :YR錦秋強力152、しずはま2号、初秋、新藍、彩音、みさき、グリーンボール(ボール系)
●秋まき :中早生二号、金系201号、金春、春波、北ひかり

栽培ごよみ

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 (南関東標準) 

苗づくり

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春まきの場合は、タネまき後、不織布などをかけて保温します。
夏まきの場合は、雨がかからないようにするとともに、遮光も必要になります。

畑の準備

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 ※熔成リン肥のリン酸は土壌中に残るため、栽培を始めた1~2年は施用し、その後は不要です。

植付け

本葉が4、5枚になったら植付け(定植)します。

追肥と土寄せ

植付け後、1カ月もすると結球が始まります。
この時期を逃さず追肥します。


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かん水

夏に乾燥が続く場合は、朝夕の地温の低いときにかん水します。
かん水は、水を補給するほか、肥料の効きをよくする効果があります。 

主な病害虫

●主な害虫
アブラムシ、コナガ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、オオタバコガ、アオムシ、ハイマダラノメイガ(夏まきの植付け時)
●主な病害
べと病、菌核病、根こぶ病、黒腐病、軟腐病、萎黄病、株腐病


アオムシ葉の裏に付いたヨトウムシの卵塊
左から上から アオムシ / 葉の裏に付いたヨトウムシの卵塊 (提供 :梶原敏宏氏) 


防虫ネット被覆栽培 
苗の植え付けと同時に防虫ネットを張ります。

生理障害

土壌の乾燥(降雨の少ない時)によって、石灰欠乏、苦土欠乏、ホウ素欠乏などが発生します。
堆肥を施し、保水力のある土を作りましょう。

収穫

球重1.2~1.5kg程度の小球をやや若取りします。若取りは日もちがよく、しかもひと味違って美味しいものです。
収穫が遅れると、裂球といって球が裂ける場合があります。球の生育状況をよく見ましょう。

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