作り方のポイント
●和名はタチジャコウソウ。
●草丈が10~30cmに成長します
●日当たり、水はけがよく、風通しのよいところ、乾燥した石灰質土壌を好みます
●高温と低温、乾燥にも強く、越冬がしやすいです
●鉢植え、プランター栽培では、水やりを控えます
栽培ごよみ
品種
地をはうクリーピングタイム、斑入りでレモンの香りのレモンタイム、日本種のイブキジャコウソウ、緑や黄色のゴールデン・タイムなどがあります。
増やし方
タネまきの後、定植して育てる方法もありますが、真夏と真冬を除く時期なら、挿し木、株分けが容易で確実です。
収穫と保存法
生育中は、随時必要なだけ葉や花をとって利用します。
保存用には、開花直前に根元から5cmほどで刈りとります。
束ねて陰干しし、それを油や酢に浸せば香りが移ります。
利用法
パセリや月桂樹とともにブーケガルニの材料にしたり、あらゆる肉料理の風味づけに用いることができ、特にイタリア料理に合います。
お茶は血液の循環をよくし、二日酔いを治し、消化を促進させる効果があります。
せっけん、入浴剤、ポプリなどにも使用するのもよいでしょう。