ラッカセイの作り方(家庭菜園向け)
栽培のポイント
●よいタネを選びます
●連作をさけます
●畑の加湿に注意します
●収穫期近くなったら、カラス、アライグマの害に注意します
●炒り豆の場合は適期に収穫し、十分乾燥させます
●茹で豆の場合は、少し早めに収穫します
品種
●早生
タチマサリ
●中生
ナカテユタカ (大粒で立性)
●晩生
ダイチ、千葉半立
●ジャンボ
おおまさり (一般種に比べ約2倍も大きい)
●黒落花生 (普通に比べてやや小さめ、ポリフェノールたっぷり)
タネまき
深さ2~3cmに穴をあけ、タネを1~2粒まき、土をかけます。
株間は、中生のナカテユタカの場合は20cm程度、早生のタチマサリは15cm程度、晩生のダイチ、千葉半立、おおまさりは25~30cm程度です。
※1条まきの場合
肩幅50cm、すそ幅60cm、畦高さ10cm、通路が30cm
鳥害対策
鳩などの鳥害を受けやすいので、タネをまいたあとに、防鳥網や不織布をかける、糸を張るなどの対策をします。
移植をするのもよい方法です。
この場合は、トロ箱やポットにタネをまいて、20日程度育苗した後、根を傷めないように植え付けます。
土寄せ
7月に入ったら、通路の土を株元に軽く寄せます。
開花後しばらくすると(7月上中旬頃)、花のつけねから子房柄(つるのようなもの)が地面に伸びます。その子房柄が地中にもぐって、先端にさやをつけます。
ポリマルチを使用している場合は、開花期から7~10日後(子房柄が土中に入る前)に除去してください。
主な病害虫
●主な害虫
タネバエ、コガネムシ類
●主な病害
褐斑病、黒澁病、そうか病、白絹病
コガネムシ
左から上から そうか病 茎の病徴 / そうか病 葉の病徴
左から上から 黒渋病 / 褐斑病 / 右 白絹病
(画像提供 :梶原敏宏氏)
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