提供:(一社)全国農業改良普及支援協会 ・(株)クボタ


野菜づくりの基本

そろえておきたい道具と資材(家庭菜園向け)

はじめに

 家庭菜園を始めるにあたっては、最低限の道具や資材をそろえておくと作業がやりやすく、また、野菜などが生育しやすい環境を整えることができます。

 ここでは基本的な道具のほか、あると便利な道具や資材について、ご紹介します。

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道具いろいろ

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 そろえておきたいもの / ○あると便利なもの

●畦などを作るには、上記の道具を用いる方法のほか、機械を使用する方法があります。
●最近は、初心者でも簡単に扱える、小型で軽量なミニ耕耘機なども発売されています。

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▼詳しくはこちらへ(クボタミニ耕運機「菜園倶楽部」:(株)クボタサイト)

資材あれこれ

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①育苗箱
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 タネを発芽させたり、苗鉢を並べます。

②育苗鉢
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●ポリポット
 ポリエチレン製のポット。いろいろな大きさ、色、形のものがあります。
●ペーパーポット
 紙製で、折り畳み式のポット。たくさん育苗する時に便利。そのまま植付けできます。
●セルトレイ
 60×30cmのプラスチック製の容器。セル穴数が72・128・200・288・406・512本の6種があります。一般に72・128・200が利用されています。たくさん育苗する時に便利。市販されている培土を使用します。

③プランター
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 いろいろなサイズ、深さがあり、栽培する野菜に応じて選択します。

④トロ箱
 発泡スチロールの箱。底に排水孔を開けて、育苗や、葉もの・つまもの栽培に使用します。

⑤寒冷紗・防虫ネット
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 細かいあみ目のネット。遮光、防虫、防霜、防風、保温のため、べたがけやトンネル資材として使用します。丈夫で、耐用年数が7~10年と長いです。

⑥不織布・織布
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 遮光、防虫、防霜、防風、保温のため、べたがけやトンネル資材として使用します。

⑦ポリマルチ
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 地温・水分確保、土の汚れ・雑草防止などのため、地面を直接被覆する資材です。いろいろな種類(色・幅・有孔・無孔など)があります。栽培時期や野菜の種類に応じて使い分けます。

⑧誘引ネット
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(誘引ネットと支柱)

 ネットはつる性のキュウリやインゲンなどをU字支柱などと組み合わせて使用します。ポリエチレン製で、幅や目の大きさが違うものが各種あります。

⑨トンネル支柱
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 保温用フィルムや防虫ネットなどをトンネル状に被覆する際に使用します。トンネルの形状に曲げられていますが、変形自由なカラー鋼管もあります。

⑩誘引・結束ひも
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 ポリプロピレン製、麻ひも、撚糸などがある。野菜の種類、用途に応じて使い分けます。
 ポリプロピレン製のものが最も丈夫です。

⑪トンネルパッカー
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 支柱とトンネル被覆資材をはさみ、固定します。トンネル支柱の太さに合致したものを使います。状況に応じてトンネルバンドを併用します。

⑫シート押え用具
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 ポリマルチを張る時や、不織布などの裾を押さえる際に使用すると便利です。

ミニ情報

「被覆資材の素材について」
主にトンネル栽培で使用する保温被覆資材には農ビ、農ポリ、農POフィルムの他に不織布などがあります。

【農ビフィルム】
保温力にすぐれ、弾力性があり、湿度を保つことができます。 

【農ポリフィルム】
●ポリエチレン
 トンネル栽培やマルチ栽培に一番多く使われていて、多種多様な商品があります。
●農PO(農業用ポリオレフィン)
 3層の多層フィルムで伸びにくくなっています。軽量で、風に強く、切れにくい素材です。
 有孔フィルムを使用すると換気作業を省力できます。

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【不織布】
不織布は「長繊維不織布」と「割繊維不織布」に分けられます。
トンネル被覆よりも「べたがけ」などで多く用いられています。
上記フィルムよりも保温性は劣ります。種類・素材により耐用年数、保温性、通気性、吸湿性が異なります。

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