葉ショウガの作り方(家庭菜園向け)
栽培のポイント
●高温・多湿を好み、乾燥に弱いです。
●耐陰性はありますが、塊茎の生育には多日照が適します。
●生育適温は25~30℃、低温限界は15℃で、10℃以下になると塊茎が腐敗しやすくなります。
●連作すると根茎腐敗病、ネコブセンチュウなどの土壌病害虫が発生しやすくなります。
品種
品種:まだれ、金時、三州白芽、房州中太(らくだ)、在来種など
塊茎の大きさで小・中・大の品種に分けられます。
葉ショウガ栽培では早生~中生の小ショウガ、中ショウガを用います。
左から小・中・大の品種
種ショウガの準備と植付け
種ショウガは光沢があり、必要な芽がある健全なものを選びます。
新ショウガと古ショウガ(タネ)
植付けに際し、種ショウガを40~60gの大きさに、それぞれに芽の部分があるように分割します。
屋内で1日~2日ほど陰干しをして、切り口が乾いてから植付けます。
植付けは、畦間60~65cmの平畦にします。
深さ10cmの植え溝を掘ったら、溝に沿って20cm間隔に、芽が上を向くように、少し押し込むようにして、種ショウガを置いていきます。
その後、4~5cm覆土して、植え溝を戻します。
追肥と土寄せ
植え付けから約1カ月以上経つと、出芽してきます。
6月中旬~下旬に、元肥に使用した有機配合肥料を1㎡当たり60g施用し、株元に3cmほど土寄せをします。
7月中旬に同量施用し、株元に5cmほど土寄せをします。
最初の追肥と土寄せ