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【佐賀県】ブロッコリーにおける化学肥料低減技術の開発(令和6年度全国農業システム化研究会実証調査)

2024年10月07日

●実証機関:佐賀県中部農林事務所佐城農業振興センター
●実証地域:佐賀県佐賀市
●実証品目:ブロッコリー(トップスター)


●実証地域の状況:
 近年の肥料高騰により、ブロッコリー栽培にかかる経費が増加しています。また、追肥作業を人力で行うため、多くの労力を要しています。
 そこで、葉茎菜類の効率的生産を実践するため、肥料の局所施用による低コスト化や施肥作業の省力化を目指すための実証を行うこととしました。
 当県ではこれまで実証事例がなかった、セル苗の機械化定植体系を前提とした二段局所施肥技術の普及に資する実証試験に取り組み、下記の内容を調査分析して当県各地区での普及提案を行います。


●実証の概要:
1.二段局所施用を用いた場合の生育及び収量の確認
2.二段局所施用技術を用いた場合の労力及びコスト低減効果の検証
3.二段局所施用技術導入体系の提案


○二段局所施肥機 成型機(鋤柄農機 PH-313)+畝内局所部品(鋤柄農機 KIT-KS(PHT3))+施肥機(ジョーニシ V-R10N(RT-5)相当)+上層施肥機(鋤柄農機 型式未定)
R6saga_kyokusyo.jpg


●作業計画:
R6_sagasazyo_keikaku.jpg


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